わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2007年7月2日〜6日

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暗号ではないプロトコルの具体例として,研究室配属というイベントがあります.9月末の数日間で,1年半,あるいは院に進学する人にとっては,3年半の研究室生活laboratory lifeが決まるようなものです.みなさんには,居心地のいい研究室,雰囲気のいい研究室,というのではなく,研究室配属プロトコルを十分に理解した上で,自分がどんな研究をしたいか,そのための素地を持っているかを考慮し,一人でも多くの人が,ベストとなる研究室に入ってほしいと,切に願います

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「今日に伝えられている」は「きょうにつたえられている」ではなく「こんにちにつたえられている」と読みます.「今日」は,todayの意味なら「きょう」,nowの意味なら「こんにち」,と読み分けましょう.

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「目的を明確に」というアドバイスに対して,どんな目的を挙げればいいか分からないときは,自分の注目したいことを中心に置きましょう.そして,その注目していること…これをAと呼ぶことにして…これが達成できれば,それを使って何ができるか…こちらをBと呼びましょう…を考えます.特にAがアプリケーション作りであれば,BはAの用途の一つと言うことができます*1.あるいは,Bが目的で,Aは,それを実現するための手段,とも言えます*2

*1:おかしいなあ.Aがアプリケーション作りで,出来上がったアプリケーションをαとすれば,Bはαの用途の一つになる,とするほうが適切ですね.

*2:間違いです.とりわけ研究報告のプレゼンをする場合,Bは目的,Aはそれに対して自分の設定する目標で,目的・目標を実現するための手段や活動は,そこから後ろで十分に時間をとって説明していく内容になるでしょう.目的・目標・手段の関係は,目的・目標・手段で文章を整理する − @IT自分戦略研究所が参考になります.