わさっきhb

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夫婦円満の秘訣を

昨日は,妻の従妹の結婚式に出席しました.
手の込んだ演出をいろいろ入れてくれていました.余興の中でも,ビリーズブートキャンプを念頭に置いた運動*1に,新婦の父や新郎の父,そして新郎を巻き込み,最後に披露宴の全参加者で手をつないで「Victory!」をするのが楽しかったですね.
新郎新婦退場のあと,前方(メインテーブルの上)のスクリーンを見るようにと指示があり,見ると,エンドロールとして,披露宴の全参加者の名前と,それぞれに新郎新婦からの一言メッセージがついていました.いや,ほんとによく準備していたもので.
さて,私と妻に対するメッセージは「夫婦円満の秘訣を教えてください」でした.
これを我々に向けてくるとは.にしても,答えるのは難しい.ともあれ,ちょっと考えてみました.
ここの日記では書かないし,研究室の学生に軽く言ったところで「ごちそうさまでした」と返されてばかりですが,毎日のように妻に殴られています.といっても本気でというのは月に1回もなく,たいていは,他愛もない発言の中に,怒らせる一言を意図的に入れるというもので*2,ボケとツッコミ(シバキ)の関係のようなものです.怒らせるだけでなく,笑いを取りに行くとか,母性本能をくすぐるような一言も,したりします.
「余計な一言」というのは一般に,悪い意味で用いられますが,私はこれをうまく使うことが,日々の夫婦関係だけでなく,いろいろなコミュニケーションで効果的だと考えています.
詳細は明かせませんが,大学の中で,あることに対して感想を言うことになったとき,1か所だけ,少々わざとらしく,口頭で述べる感想に合わないような漢語を入れました.その直後,メモを取る人の筆が動き始めました.その単語が,参加者である私のアイデンティティの拠り所になってくれたのであれば,効果的な「余計な一言」というものです.
夫婦円満について,妻は「お互いを思いやってるもんね!」と言っております.妻の両親から,そして私の実の親から,日々温かく見守られていることもまた,楽しく充実の毎日を送ることのできる大きな理由であることを,付記しておきます.
(追記) 本日殴られた発言から.
「夫は常に妻のことを嘲い…」

*1:ビリーズ・ブートキャンプ ~結婚式・披露宴・2次会の余興 | ウェディングとハワイとかわいい雑貨・・・によると,宴会グッズもあるようで.

*2:ここで具体例を出せればいいのですが,そういうときに限って出てきません.かわりに,怒らせる発言の傾向を書いておきますと,「妻を一人にさせる方向」です.それで妻が殴ってきて,揺り戻すわけですね.