注1.以下の「研究グループ」は,私を含む4人の教員と,その教員の1人以上から研究指導を受けている学生を合わせたものを指します.その中で,テーマごとに分かれているのは「研究班」と表現して区別します.私が直接指導している学生(と私)で構成されるのは「研究室」と呼びます.
注2.このエントリは,(上述の意味での)研究グループの学生向けです.
注3. 修士論文・卒業論文執筆へのアドバイス (2) - わさっきの今年度版・強化版です.
- 謝辞は,以下の項目ごとに段落を作ってください.
- 主指導教員(必須): 院生は,研究グループの4教員で連携して指導しているので,教授としてください.卒研生で,うちの研究室については,私です.
- 研究グループの他の教員(必須): 主指導教員以外の,研究グループの3教員を,順序に注意して並べてください*1.
- 研究グループ外で,研究に対してアドバイスを得た人(あれば): ヒアリングをしたり,研究成果を見てもらったりした人を列挙します.
- 研究班の学生で,協同で研究に携わった人(あれば): 学年順で.同じ研究班で,前の年度に修了・卒業した人もいれば,書きましょう.
- 研究活動を励ましてくれた人(必須): 典型的なのは「研究室*2の皆様」ですが,特にという人がいれば,具体的な名前を挙げるのもいいと思います.家族への感謝も書くなら,この段落です.
- 所属について,過去の修論・卒論では,「(略)情報通信システム学科 情報通信ネットワーク講座」という表記をとっているものもありますが,現在の教育研究体制は講座制ではなくなっているので,「情報通信ネットワーク講座」は書かないでください.
- 敬称のつけ方は以下の通り.
- 人名だけでなく,どんな指導を受けたか,あるいはアドバイスを得たかと,合わせて書くようにしてください.
- 謝辞に限っては,常体(である体)でも敬体(ます体)のどちらでも構いません.ただし,論文の中で統一してください.
- 謝辞において,人物名の途中で改行することは失礼にあたります.前後の表現を微調整して,そういうことのないようにしてください.