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本と歩数計

学力を育てる教育学

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歩いてわかる 生活リズムDS (「生活リズム計」2個同梱)

歩いてわかる 生活リズムDS (「生活リズム計」2個同梱)

前者は,全国学力テストの「学力の特定の一部分」*1とは何なんだろうというのを発端として,そもそも自分が授業や演習で実施し成績評価しているのが妥当なのか適切なのかというのを考えていきながら,Amazonで漫然と本を探して見かけたものです.
コンピテンスとパフォーマンスを区別して,学力はコンピテンスに,テスト結果はパフォーマンスに属することから,『学力評価に当たっては,そこで見られるパフォーマンスがどのような状況・文脈で出てきたものなのかを確かめた上で,それが,診ようとしている学力のうちの一側面を反映したものでしかないことに自覚的である必要がある』(p.144)というのは,全国学力テストの件の根拠になりそうです.
このような「学力評価の限界」について,その限界を認識しつつも,被評価者や外部からの批判*2に耐えうるよう,継続的な評価と改善により,その信頼性を高めていくというのは,一つのアプローチかもしれません.
と書きましたが,全国学力テストが今後も継続して実施されることを,支持するものではありません.
後者は,テレビCMで見て興味を持ったものです.週末のイズミヤでは,定価販売されていましたが,Amazonはディスカウントしていましたので,そちらで発注しました.
生活リズム計は,白と黒が1個ずつ.何かあって,他の人のと取り違えてしまったらまずいなあと思うところです.

*1:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/11/07111403/001.htm, (4)調査結果の取扱いに関する配慮事項

*2:記事を出して10分後に追記:「被評価者からの批判」というのは,「なぜ間違い?」「なぜ不合格?」といった問い合わせに限定されてしまいそうです.自分の提供する授業や課題を終え,その知識をその後どのように活用していけるかについても,考えていきたいものです.