わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

餅つき

隣の

実家の餅つきは,兄夫婦の家の前で,兄夫婦と俺夫婦の4人で実施しました.
実母は材料調達係.それと,うちの子(孫)と遊ぶ係*1です.
最初の臼をついて,休憩中.お遊び2人は公園へ行って不在というときに,何だったかの会話の中で,お墓の話になりました.
「けどなあ,大阪市内は土地ないでえ」
「せやな」
「何や,建物の中に,小さなお墓を置いて,そこをお参りしている人もおるんやってな」
「お墓っちゅうか仏壇かな.そんな仏壇がよおけ,整然と並んでて」
「そうそう」
「手え合わせるとこ,間違えたりしそうやなあ」
「となりの〜♪」
「(この人,また歌い始めた)」
「おはかの〜ま〜えで〜♪」
「(笑)」
「なかないでください〜♪」
「お前,何やねんそれ」
「いや,『千の風になって』っちゅう歌あるやろ」
「どんなんやったっけ?」
「本当の歌詞は『私のお墓の前で泣かないでください』やけど,出だしを『隣の』に変えたら,今言うてた話になるなあと思い出して」
「なんや,そういうことかい.いややなそれ」
「元ネタは2chらしいがな」

離乳食を買いに

「おいたけひこ」
「何や兄貴」
「母さん,どこ行ったんや?」
「例の背負うやつでうちの子背負って,買物に出かけたけど」
「何を?」
「えっと,うちの子の離乳食や言うて,お好み焼きを3枚」
「いろいろとおかしいやろ!」
30分ほどして,母と子が帰宅.
「おかえり」
「ただいま.この背負うのん,あかんわ」
「ん? 重たいん?」
「重たくはないで.ほんまにこれ,この子しょって,登山できそうやわ」
「ほな何があかんのん」
「歩いて5分ほどで,寝たようやねんけどな…」
「まあ,はしゃぎすぎで,いつ眠ってもおかしくなかったもんなあ」
「それがやで,首かくんとなってしもて,この子がどんな状態なんかが,見えへんねん!」
「うーん,そらまずいなあ確かに.ところで,お好み焼き,買えたん?」
「買うてきたでえ,3枚.明日から,何回かに分けてあげたってな」
「へいへいどうもどうも」
「けどなあ,ソースいらんって言うてるのに,そこの店主,ソースがうちの味やからって,かけるんやでもお」
「……」

近所の子につかせる

「あ,子供ら遊んでるなあ.ちょっと呼んでくるわ」
「え? どちらさんのお子さんなん?」
「ほら,ご近所の○○さんとこのんよ.前にな,この子を見せに行ったら,可愛い可愛いって言って,大事にしてくれたんよ」
「ふーん.分かった」
といった事情で,母が近所のお子さんに,餅つきをしていると声をかけたら,男の子が4人やって来ました.
4臼つく予定の3臼目だったときで,ひとり10回くらいずつ,つかせました.そのとき最年少の子が「50回つけるで」と豪語したのをきっかけに,最後の臼は,こちらで餅米が飛ばないようにしたあと,その子らに任せました.
4人のうち2人は兄弟.そのお母さまがいらっしゅいまして…
「ごめんなさいね」
「いえいえ,いいんですよ」
「いただいたお餅,主人と一緒にいただきました」
「ああ,それはよかったです」
「悪いこと,してません?」
「うーん,いや,これくらい元気なほうがええんとちゃいますか」
「実はですね,弟は…」
「ああ,いちばんやんちゃしてる子ぉですね」
「今,幼稚園の年長なんですが」
「はあ,たぶん幼稚園でも元気なんでしょね」
「ちょっと病気がちで,けっこう,入院もしてるんです」
「あらら」
「それでね,幼稚園でも餅つきがあったんですけど,ちょうど入院してて,つかれへんかったんですよ」
その反動がここに,でしょうか.ちょっとしんみりしました.
男の子たちよ…怪我病気なしというのは難しいにしても,元気に成長しますように.そして,うちの娘の成長を,見守ってくれますように.

ペンギンは何と鳴く

餅をつき終え,後片付けをしてから,無謀にも天保山へ.
海遊館の前で,ペンギンのパレードをやっているというのですが,駐車場に車を入れるところで戸惑い,間に合いませんでした.
それでも,ペンギンたちが休憩していると思われるところを見ることができました.俺夫婦,兄夫婦,母と子の合わせて6人で,柵のまん前へ.
「ほらほら,ペンギンやでペンギン!」
「ペンギン,鳴いたらええんやけどねえ」
「そもそも何て鳴くんやろ」
「たけひこ,ペンギンって何て鳴くの?」
「….ゲロゲロゲロゲロ,グヮッグヮッグヮッかなあ」
「あなた,それはカエル」
「カエルやろそれ」
「うわ,2人から同時につっこみが来るとは思ってなかった」

*1:どんな係やねん.…そういえば今年の頭に,「あたしは,(他の人が立てた旅行計画で)ついていく係」というのを聞いて,飲んでたお茶をぶちまけそうになったことがありました.あれもエントリに挙げたかったけど,もう古いなあ.