2014年(平成26年)
2013年(平成25年)
2012年(平成24年)
2011年(平成23年)
2010年(平成22年)
2009年(平成21年)
2008年(平成20年)
2007年(平成19年):語録
- 2007年11月26日(パラメータとアーギュメント,値渡しと参照渡し)
- 2007年11月5日〜8日(多次元配列,関数定義の手順)
- 2007年10月29日〜11月1日(集合,開発手順ほか)
- 2007年10月22日(満員のバスの法則,鶏卵リレーション)
- 2007年10月10日〜11日(組込み機器,ポインタ変数のポインタ渡し)
- 2007年7月17日〜20日(インデックスづくり,葉・幹・根ほか)
- 2007年5月21日〜25日(RSA鍵生成ほか)
- 2007年5月18日(学会,輪講)
- 2007年2月19日〜22日(プロトコルのバージョンほか)
きりぬき
先ほど『実際上,問題がない』と言いましたが,それはおそらく,使う人の一方的な意識であって,使わない人はまた別の意識を持っていることと思います.授業中に充電して,授業後に取り出せるような,充電ステーションなんかが教室内に,あるいは学内に,あったら便利じゃないかと,ここまでの話を聞いて,思った人がいるかもしれません.
授業中の電源の使用を禁止します
実は電源使用を禁止する一番の意図は,そこにあります.ナニナニだからダメだ,コレコレの可能性があるからアカン,と理由をつけて制限するのは本意ではなくて,みなさんそれぞれに考えてほしいのは,電気を使用するとはどういうことか,なのです.
「人」は,大きくなりましたか小さくなりましたか? …背丈・体格は,1世代,2世代前よりも良くなっていると思います.ですが,頭の中に持つ「知識の量」は,大きいどころかむしろ小さくなっています.
卒研生にアドバイス
別に,ゆとり世代のことを言っているのではありません.我々が関わる範囲だと,まず,LL (Lightweight Language)は,プログラマの負担を軽くする言語だと言われています.GTD (Getting Things Done)というのも一時期,流行しました.Evernoteその他のノートアプリも,情報を頭の中にため込むな,外に出せ,という考え方があるわけです.
それで,遅刻しないためには,「平均時」ではなく「最悪時」に合わせて,何分のバスに乗るかを選びましょう.平均時・最悪時という考え方は,アルゴリズムや暗号理論の中で,しっかりと学んでください.「目安」は平均時の所要時間と思っていいでしょう.
1年生に贈る,1時限の授業に遅刻しない方法
そこでスーツケースに,旅行用のベルトを組み合わせるというのが,現実的なやり方となります.ベルトもまた,お気に入りでいいでしょう.旅行用品を扱っているところのほか,空港内の売店でも,見つけることができます.スーツケースとそのベルトの組み合わせで,たまたまのたまたま,一致するけど自分のではないという確率は,うんとうんと低くなるという次第です.
ソルトとベルト
下級生に知り合いがいて,助言を求められたら,メンターとなるべきなのです.例えばですね,先生の出すレポート課題なんかが重圧になっているとき,先生のいないところで対話し,ときには後輩の愚痴も聞き流し,発言の中から重要なキーワードを見つけオウム返しする,といったことだけでも,「ああそういうことか」と思ってもらえるかもしれません.
あなたもメンター
レポートを作成するにあたり,ほんの少しだけ心にとめてほしいのは,その提出したものがどうなるか,どのように採点されていき,採点後はどうなるかです.
そろそろレポート課題について一言いっとくか
「システムパラメータ」という表現があります.システムを構築したときに,値で調節できる部分です.その値を外部から与えたり変えたりすることで,システムの振る舞いも多かれ少なかれ変わってきますが,基本となる機能は,システムで定義なり構築なりされており,そこは変わりません.
2007年11月26日
関数の仮引数であるパラメータも,同様です.関数の外部から値を受け,それに応じて処理をするわけです.
注意
「学生に向けて話したこと」の範囲を超え,メールで学生に向けて書いたものや,保護者向けに話したことも,含まれています.
(最終更新:2014-04-11 早朝)