研究室で学生を指導してきて,良かったと思っていることを,並べてみます.
- 研究指導の大枠について,学生は教員を信頼している(ように見える).
- 教員は,修士の研究や卒業研究,学会発表の完了までに,学生は何をすればいいか,教員はどこをサポートできるかについて,把握している.
- 学生は,自分の研究に対する不安を,教員に伝えている.
- たぶん学生間ではもっといろいろなことを言っていると思う.
- 「研究は競争ではない」という考え方が,良い方向に作用しているのかも.
- 研究に取りかかる前に,教員は,学生の得手不得手をある程度理解している.
- 教員の実験的な試みに,学生は戸惑いながらも対応する.
- 研究ミーティングに,「机の外」を積極的に取り入れる.
- 動作確認は,研究班みんなの目で行う(実装した学生のPCまで行くのが基本).
- 議論に関係しそうな本を思い出したら,探す*2.
まとめるなら,「孤独にならない.学生も,教員も」といったところでしょうか.
このエントリを書くきっかけになった情報
かつて書いたこと
思い出すこと
ある年度に,M2を3人指導していて,
という理由でみな修了させられなかったのは,「研究室の学生指導」というといつも思い出します.