連休を利用して，東京ディズニーランドへ行ってきました．
ジュビレーションを観てから，あと一つ，これに乗ったら帰ろうね，と，ジャングルクルーズで並んで待っていました．待ち時間30分と書かれていましたが，どんどん進み，実際には20分ほどだったと思います．
列の途中で，長女が泣き出しました．お茶を飲ませたのが失敗でした．お茶じゃなくて，ジュースが飲みたいと言うのです．
しかし，列から離れるわけにもいきません．
そんなときに，すぐ前で待っていた男の子と女の子が，長女のところに来ました．その子たちのお母さんから聞いたところ，男の子は小学校1年生，女の子は4歳になったところ（長女とおなじ年少）とのことです．
男の子はお母さんから，アメ1個の入った袋を受け取り，長女に手渡しました．
すると，長女の泣き声が，ピタリとやんでしまったのです．
3人に何度も感謝しました．子どもら同士で何やら会話をしていましたが，ジャングルクルーズでは同船とならず，出たときには，帰路を急ぎました．
娘の号泣を止めたのは，アメではなく，好意であり，人のつながりなのでしょう．
本人にしてみれば，「お兄ちゃんからもらった」という，見た目も，大事だったと思います．お母さんのほうから，渡されたのなら，泣き止んでくれたかどうか．
じきに忘れてしまうかもしれないし，一生ものの記憶になるのかもしれないけれど…大の大人が叱ってもなだめても，泣き止まない子に対して，手をさしのべられる人になってほしいと願うばかりです．
写真だけでどこで撮影されたか，分かる人には分かるんだろうなあ：
