わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

承知しました〜1998年,2005年,2014年

へえ,おもしろい.

ほかにもいろいろと見てみたのですが、「了解」失礼説が出てきたのは、どうもこの2008年あたりのようです。

少し調べてみたのですが,2005年にQ&Aが出ています.

質問と,ベストアンサーではないけれど自分なりになるほどなあと思った回答を,抜き出しておきます.

(質問者:malilin0725 投稿日時:2005/06/27 16:09)
先日、目上の方、或いはお客様に対して「了解(致しました)」というのは失礼である、「承知いたしました」「かしこまりました」の方が良い、という話しになりました。了解には謙譲の気持ちが入っていないのではないか、というところまでは行き着いたのですが、明確な違いが分かりません。「了解」は身内言葉だという意見もあるのですが、根拠が曖昧です。ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。よろしくお願い致します。

(回答者:kinzoo 回答日時:2005/06/27 17:06)
私も他の方々がおっしゃった内容でほぼよろしいかと思います。
加えて、「了解」は「承知」と単に言葉の意味合いが違うだけでなく、それが自然に使用できるケースというのはかなり限られてくると思います。
目上の人や上司に対して承諾の意味で使うのであれば「承知しました」「かしこまりました」だけで十分です。
もし「承知しました」と全く同じ意味合いで「了解しました」を使用するケースがあるとすれば、警察や軍隊など一般ビジネス社会とは異なる場所であり、これを一般社会で普通に使うとすれば、かなり不自然かつふざけた言い回しに聞こえます。
決してそんなつもりはなかったとしても、相手の人が常識ある社会人であれば、侮辱されたと思われたとしても仕方ないと思います。
例えば、「私が」を「自分が」と言うようなものです。

ところで私自身はというと,「承知」の言葉で強く記憶に残っている出来事があります.1998年のはじめ,もしかしたら1997年の暮れだったかもしれませんが,自分の博士論文の副査を,指導教員=主査が決めてくださいまして,あなたからもそれぞれの先生にメールを送っておきなさいと言われて送り,その返信の一つが「承知しました」だったのでした.
その後は,「了解」も「承知」もあまり意識したことはなかったのですが,2008年だったかはともかく,その近辺から,目上の人に対して「了解(いた)しました」は使わないようにしています.
昨日の研究会でも,朝5時ごろに,諸事情により世話役ではないけれど,随時アドバイスをくださる方より,路面状態の都合により研究会に出席できない旨のメールが来まして,「欠席とのこと,残念ではありますが,承知しました.」と返事していました*1
くだけた間柄には「了解です」のほか「ラジャ」と送ったことがあります.誰かに「Roger.」*2と出してみたいのですが.

*1:今読み直してみると,ここは「かしこまりました」のほうが良かったなあ.

*2:wikipedia:en:Roger『ラジャー』って何?