わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

幼稚園最後の運動会

1. 車で行こう

日曜日.
うえの子の運動会.さきの子以降は保育所のため,幼稚園最後の運動会でもある.
「ビデオ用意しといてや」と妻に言われ,あわてて充電.
さて出発.幼稚園そばで妻とうえの子を降ろし,南海の駅へ.
実家の母が都合をつけて,見に来てくれるというので,迎える.
それにしても,母の服装は何度見てもコメントしがたい.
再び幼稚園へ.自分以外全員,降りてもらう.家まで戻って車を置き,自転車で幼稚園へ…
電話が鳴った.妻からだ.「開会式の後すぐ,忍者かけっこするねんて,早よ来てや!」

2. 忍者かけっこ

家まで戻って車を置き,自転車で幼稚園に駆けつけると,年長の「忍者かけっこ」と称する障害物競走の第1レースが終わった模様*1
うえの子はどこだ,どこだ…観戦すれど,見つからない.
何度も見るうちに,忍者かけっこが競走として,おかしなことに気づく.
1回につき走者は4人.4つ並んだ逆U字型のパイプをくぐったあと,大中小と3つの跳び箱があって,どれかを選んで乗り越える---開脚で飛び越える必要はない---のだが,多くの子どもが,大の跳び箱に挑む.場内アナウンスで「みなさん,大きな跳び箱に挑戦していますね〜」とまで言う.
第6レースの1人だけ,大に並びかけたが,先が詰まっているのを見て,中の跳び箱を選んで上に立ち,通過していった.
マットでぐるぐるして,あとは全力疾走でゴールへ.その女の子は2着*2
隊列の後ろに座ったときに気がついた……あれが,うえの子だ!!

3. ミッション:ビデオ撮り

運動会の運営に関わる妻から,自分に頼まれた仕事は,車での送り迎えと,ビデオカメラでの撮影.
忍者かけっこを疾走するうえの子の姿は,結局,ビデオに収められなかった.
年少・年中のかけっこのあと,年長組のリレーになったところで,撮影エリアの最前列に行き,しゃがむ.
うえの子は,青ゼッケンの第6走者.青チーム8人が横並びで,マイクを回して順に名前を言う.撮影は良好.次のチームの入場になったので,いったんオフに.
よーい,どん.本人らは必死だ.声援は賑やかだ.
うえの子がコースに立ったところで,ビデオの電源を入れる.
チームは3位か,まあ全力を尽くせ.
バトンをもらったときに,興奮したのか操作ミス.録画から再生に切り替わってしまった.
数秒間,原因が分からず,録画に戻してトラックにカメラを向けると,トップを快走しているうえの子の姿.
やるやないか.
青チームはそのまま1着でゴール.順位発表でうえの子は,チームメイトと立ち,手を叩いて喜んでいた.
年長の演技,ママさんリレー,親子ダンスは,きちんとカメラに収めた.
昼前に運動会が終わり,自宅でさっそく上映会.

4. 幼稚園の砂場で遊ぶ


右:「はい,チーズ!」で振り向いたが勢い良すぎた/中央:カメラを無視してマイペースで砂遊び/左下:右足を挙げて踊っているような枯れ葉/左上:何度見てもコメントしがたい

*1:台風接近に伴い,午前中で終わるようプログラムを変更し,その際に年長は,リレーがあるからと,忍者かけっこが取り除かれていた.運動会後の妻の話によると,実施してほしいとの意見が多くあり,急きょ,開会式の直後に組み込まれたとのこと.

*2:再び,運動会後の妻の話によると,これは順位を決める競走ではなく,各障害を乗り越えられることに意義があるとのこと.