わさっきhb

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お笑い・借り物競走

いきなりですが問題です.

保育園で,以下の要領で借り物競走をすることになりました.

  • 出場するのは,5歳児とその親(2人1組)で,1回の競走で3組が走ります.
  • 下図のトラック*1のA地点からスタートします.
  • B地点には,トラックの内側に机があます.封筒が並べられていて,子どもが1枚を選びます.
  • 中を開け,親子で知恵をしぼって,そこに書かれているものを借りてきます.借り物は,モノかもしれませんし,ヒトの場合もあります.
  • うまく借りることができたら,B地点のそばにいる園長先生に見せて,マルをもらい,次に進みます.
  • 借りたものを持って(ヒトであれば手をつないで)走ります.親子はC地点の跳び箱を乗り越え,D地点の輪っかに2人でくぐります.
  • E地点に来たら,そこで子どもは立ち止まり,親は,借りたモノ・ヒトを返しに行きます.
  • 親がE地点まで戻ったら,親子で走ってF地点まで行き,ゴールとなります.

この借り物競走を面白くする工夫を一つ,入れてください.

少し補足をしておきます.封筒は,ゴールをしても戻しませんので,競走が進むにつれて減っていきます.借りたヒトは,跳び箱を跳んだり,輪っかをくぐったりはしません.そして,上記は自分が企画したのではなく,土曜日に参加した,保育園の運動会の競技(を自分なりに観察して得た情報)でした.
といったところで解答です.借り物の一つに「えんちょうせんせい」がありました.親子にしてみれば,えんちょうせんせい? 園長先生? どこや? ここや! となったはずです.
そのレースでは,園長先生がマルをして,3人で走っていったのはいいのですが,他の親子が借り物を持ってきたのに,判定役の園長先生がB地点におらず,場内は笑いの渦に包まれました.そしてすぐに,代わりの先生が入りました.
借り物競走って,モノを借りるにもヒトを借りるにも,人の交流があって,楽しいなあ.うまいことできてるなあ…
ぼおっとしていると,あるお父さんがこちらに迫ってきました.「『うでどけい』なんです.貸していただけますか!」とのこと.快諾し,大急ぎで手首から取って渡しました.

  • 1世代前のお笑い:かけっこで1等をとる方法
  • 我が子と自分はというと:
    • かけっこですが,3歳児はトラック半周を走りました.さきの子はスタートも途中もよく,1着でした.その次のレース,あとの子はスタートこそ良かったものの,途中で抜かれて2着でした.*2
    • 午後に,玉入れで赤チームの“竿持ち”を担当しました.競技が始まると,頭に,メガネに,肩に,お腹に,玉がぼんぼん当たりました.入った数を数えるのも,やりました.勝利が確定したあとに投げ上げた1つが,カゴに入り,重複して数えてしまったような気もします.

(最終更新:2014-06-02 晩)

*1:1周は目測で100m程度です.

*2:スタートからゴールまで,まっすぐ走るのは,伝えなかったし,実際にさせようとしても,トラックの中には競技を待つ園児が座っていたのでした.