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大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

研究室とは

研究室は字義からすると「研究をするための部屋」のことであるが,所属する教職員と学生,機器,蔵書,標本,デジタルコンテンツなどを合わせて言うことが多い.物理的な意味合いから離れて,大学において研究を実施する組織を指すこともある.

ゼミで,「用語調査」をしてもらいました.
割り当ては先週のゼミです.研究室の学生(学部3年から修士2年まで)の数と同じだけ,用語を用意し,適当に,学生に割り振りました.用語は研究室内の成果にある程度,関係するものを選びました.一つだけ書いておくと「テスト理論」です.
先週のゼミでは,用語リストだけを学生に見せ,誰にどれを担当してもらうか(欠席者がいたこともあって,学生に選ばせることはしませんでした),事前の提出をどのようにするかなどについては,メールで送ると伝えました.メールでは割り当て・発表順を書いたほか,Wordで1ページ分の文章を用意するよう,指示しました.
締切を前に…
自分も自分で,用語を一つ用意して,締切を意識して文章を作成して,ゼミで発表するかな…
と考えまして,「研究室」について,書くことを決めました.冒頭の囲みはその出だしです.
しかしながら「研究室とは」だけを論じるのでは,3分の1ページくらいで終わってしまいます.
そこで「ゼミ」との違いを書いてみました.文系では「○○ゼミ」や「ゼミを選ぶ」といった表現もありますが,我々の分野でゼミと言えば,教員・学生が集まって,研究成果を発表したり議論したりする場や授業のことです.
必ずしも研究成果を挙げることが求められていない,卒業研究前の学部生も,「ゼミ」に出席します.自分のところの学部では,1年前期に学部共通,そして3年後期には研究室ごとの活動があり,教員は各学生の出席状況や,成果発表の内容,そしてゼミでの積極性などをもとに,合否判定をします.それぞれに正式な科目名もあるのですが,俗に「1年ゼミ」「3年ゼミ」と言います.
なんてことを書いていたら,「研究室とは」よりも,字数が多くなってしまいました.
あとは,学生は研究室で何をするのかを,卒業研究・修士研究・博士研究に分けて書き,研究の成果となる「論文」について,さまざまな観点から,文章を作っていきました.Emacsで下書きし,Wordに貼り付けると,1ページを数行,超過してしまいましたので,ゼミ関連の冗長な記述を取り除きました.
超過はあと1行です.タイトルのフォントサイズを当初,14ポイントにしていたところを,12ポイントにすると,ちょうど1ページの文書が完成しました.
学生の分と合わせて2-up*1で,部屋のプリンタで印刷し,コピー機で人数分をコピーしたところで,自分の文書の報告年が2016年になっていることに気づきました.ゼミで「6は8に直してください」と指示しました.

*1:印刷の1ページ分に,原稿の2ページ分を縮小して並べて印刷することです.和製英語かなと思って少し検索すると,wikipedia:en:N-upを見つけました.