わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

4年ぶりの1年ゼミ,初回は

 月曜1限の1年ゼミ(入門セミナー),初回を終えました.
 諸事情により4年ぶりの入門セミナー担当となります.事前に参考書(かつては教科書でした)が学内便で,今年度の実施マニュアル,1年生のクラス表がそれぞれメールで,送られていました.学部の30名の教員が,ひとりあたり10~11名の学生を担当します.私はグループ8でした.
 初回は,まず別棟の大講義室に学生と担当教員が集まり,取りまとめの先生より実施要領を聞いたのち,グループごとに,各教室へ移動します.開始5分前に,教室に着くと,座席は学生で埋まっているのですが,先に入られた先生は,空きを見つけて座ってらっしゃいました.自分も後方に空きを見つけて座りました.全体説明の直前には,「横,いいですか」と,やって来た先生が座りました.
 プリントを受け取り,学生が座った状態で(後から来た先生の何人かは,座ることをあきらめ,教室の側方または後方に立っていました),取りまとめの先生が説明を始めました.グループ8の担任として,自分の名前が読み上げられたときは,立って会釈をしました.
 グループ6から10までの教員と学生が,教室の出入口近くに集まり,人数が揃ったところから,教室を出て行きました.メインストリートを歩いて,A棟(北1号館)に到着.建物に入ると,エレベータの前で,先のグループが立ち止まっていました.
 ここで立ち止まり,グループ8の学生全員が,こちらを見ている状況で,一度呼吸を整えてから,声をあげました.
 「6階まで,階段で上がりたいと思います.がんばりましょう」
 学生にも戸惑いの顔が見えましたが,決めたからには進むしかありません.いつもより少し遅いペースで,6階まで上がると,幸いにも息切れにはなりませんでした.
 会議室の机を動かし,自分の席から見て右に5人,左に5人,座ってもらいました.
 「10人,ちょうどいるのは,分かっていますが,はじめに点呼をとらせてください」と言い,用意していた出欠表をもとに,名前を読み上げながら,返事をもらい,出欠表にチェックをつけていきました.