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フォントサイズと文字の大きさは違う

タイトルだけだと昨日付けの記事の続きのように見えますが,作成経緯はまったく別です.学生からのメールをもとに,PowerPointファイルを順番に読んでいき,研究会発表資料の添削をしていると,文字の大きさの不統一が見られまして,返信するにあたり,指導の仕方で少し検討してみたのでした.
例えば,箇条書きの同じレベルの項目について,1番目が32ポイント,2番目が30ポイントになっていたら,フォントサイズを統一するよう,指示します.
このような場合であれば,「文字の大きさ」でも伝わりますが,フォントの種類もサイズも,作成者は容易に変更できるのですから,「フォントサイズ」の変更を伝えるほうがいいのです.
それに対し,スクリーンショットの拡大率が不適切で,修正を指示する際には,「フォントサイズ」を大きくしたり,小さくしたりせよといった指示をするわけにはいきません.スクリーンショットを撮る前の画面に立ち返って,サイズを変更するというのは,手間がかかります.
この場合には「文字の大きさ」です.他のスクリーンショットに出現する文字と同じようにしてもらうほかに,「24ポイント程度」と,PowerPointの文字の大きさを基準にする場合もあります.
研究会はいよいよ明日です.開催する側としての諸準備は,今日のうちに済ませておかないといけません.