研究室のM1学生が,日曜日に学会発表します.
このご時世,オンライン開催です.
先週,実行委員長主催のリハーサルに立ち会って,実施の要領を把握しました.Zoomを使用し,発表者は画面共有の機能で,参加者全員にスライドショーを伝えることになります.マイクでしゃべります.カメラで顔を写す必要は,なさそうです.
といったことを研究室の学生に伝え,卒業論文発表会のスライドを,学会発表用に作り直してもらいました.表紙は,本人のほかに共著者2人の名前を入れました.卒論のある表には「実験者」と書いていたけど,予稿では「実施者」に変えたので,スライドも替えてもらいました.
練習は,顔を合わせるなら発表日の2日前が理想ですが,学生と自分の都合から,今日の午後にしました.Zoomのアプリを起動してミーティングを開始し,学生に招待メールを送りました.3分もせずに,接続してくれました.
こちらはPCひとつ,といきません.Zoomを起動しているデスクトップPCにWebcam(eMeet Nova)を装着させました.それと別に,ノートPCでタイマーを動かします.記録用に,クリップボードにレポートパッドを挟んで,鉛筆で手書きします.
相互に音声が十分聞こえるのを確認したのち,学生には画面共有の機能で,通しでしゃべってもらいました.クリック音も,届きました.しゃべった時間は,想定を下回りました---まだまだ充実が必要です.
予稿に書いていてスライドに書いていないことを,いくつか追加するよう,指示しました.学生と自分とで別々に,スライドを先頭から見ていき,手書きメモをもとに,細かな字句や話し方の変更もアドバイスしました.
スライドは修正してくれればまた見ますと言い,おしまいでいいかなと思いながら時計を見ると,Zoomのミーティングは1時間と10分でした.ゼミ室で,発表指導をするにしても,これくらいの時間がちょうどいい感じです.Zoomから退室し,ノートPCで記録していた,スライドごとの経過時間を,自分あてにメールしました.