昨日の朝は,何か月か前に購入していた,Chromecastの開梱から始まりました.
Google Chromecast 正規品 第三世代 2K対応 チャコール GA00439-JP
- 発売日: 2020/03/01
- メディア: エレクトロニクス
なのですがコロナの影響で,保護者は学校へ観に行けません.代わりにライブ配信が実施され,家庭からそれを視聴することになりました.
自室のテレビの,HDMIのところに差し込み,付属品を組み合わせて電力を供給し,Google Homeのアプリをインストールしたスマートフォンを使って,初期設定をしました.
ところでChromecastは,URLを指定して任意のページが表示されるというものではなく,スマートフォンまたはPCといった機器の画面を,"cast"して,テレビの画面に表示させることになります.転送元の機器として,これも今年購入した,Chromebookが適役です.以下のページの「デスクトップからキャストする」を開いて読み,少し苦労して,2つの画面が同じになるのを確認しました.
朝食をとり,子らが学校へ行ってから,1階にてセットアップです.というのも,自分と妻だけでなく,(妻の;以下略)父と母も,観たいわけです.応接間のテレビに取り付け,電力供給にはモバイルバッテリーを使用しました*1.Chromebookを,応接間の中に入れていると,速度が思わしくなかったので,ドアを開けて出たところに移動させたところ,良い感じになりました.
大人4人が応接間に集って,開演…
ここで,校内での参観と異なるやり方で,子らの様子を見ることができました.母が,皿にいくつか乗せた柿と果物ナイフを持ってきたのです.皮を剥いて食べやすいサイズに切って,「食べてね」です.父は「昨日(の畑仕事の合間に)2個ほど食たからええ」と言い出します.「爪楊枝,持って来な*2」と言って,我が子が出ていないときには取りに行くこともありました.
もう一つは,映像の場面ごとに,感想を言えることです.表示や,子どもたちの演出について,ダメ出しもします.我が子の番が終わった直後には,大きな拍手もしました.
どちらも,学校の中でできるものではありません.
来年度もこのような「お茶の間文化祭」を望む声は,おそらく上がらないと思いますが,「お茶の間授業」「お茶の間学会」なんてのを連想し,来週の授業,そして準備を進めている研究会のことを考えていると,最初の演目が終了し,講堂の,他学年の児童らの拍手が,テレビ越しに伝わってきました.
*1:木曜夕方の1年生向け体験演習で,「PCからmicro:bitにプログラムを転送したら,micro:bit上ですぐにプログラムが走ります.その際,これらを結ぶUSBケーブルを外していいかというと,ダメです.というのもUSBケーブルで,電力の供給も行っているからです.なのですが,いったんPC側の接続を外して,代わりに,モバイルバッテリーを接続すると,そこから電力が供給されて,micro:bit上でプログラムが動作します.もし,モバイルバッテリーを持っている人は,試してみてください.」と学生向けに言ったのを,思い出したのでした.
*2:命令形の「持ってきな(さい)」ではなく,「持ってこな(いと)」の意味です.