昼12時より少し前の,JR和歌山駅地下レストランの出来事です.
短時間で注文と食事ができる,サイゼリヤに入ることにしました.
外から見ると,そこそこ座席は空いているように見えます…
なのですが,店の前で座っている人がいました.休憩目的ではなく,待っている人でした.店員が客の名前を呼びかけ,入っていきました.
店の入口に行き,名前と大人1名を書いてから,壁に掲げられたメニューを見ていると,5分ほどで声がかかって,入店しました.
案内された席に座り,メニューを見て,ご注文用紙*1に記入し,通路に近いところに置いてから,ボタンを押しました.やや低めのピンポンの音が,店内に響きました.
しかし店員は来ません.いえ,一人だけ,やって来ました.他の客に料理を運び,こちらに気づくことなく,厨房へ戻っていきました.
店のレジ近くの天井を見ると,デジタル表示の2桁の数字が,ちょうど消えました.番号は,39でした.そして…
自分のテーブルの,ご注文用紙の束とボールペンが立てられた箱にも,同じ番号が書かれていました.
ボタンを押すとそこに番号が表示され,いくらか時間が経過すると,店員が来る来ないにかかわらず,自動で消えるというのでしょうか.
もう一度ボタンを押し,通路に半身を出しましたが,店員は来ません.
そしてふたたび,39が消えたときに,荷物と,記入したご注文用紙を持って,立ち上がりました.
レジでボタンを押すと,すぐに店員が来ました.会計は優先して対応するという方針なのでしょうか.キャンセルを伝えて足早に去り,地下道を通ってロッテリアで,リブサンドポークを食べました.