わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

3年生のプレゼンを聞き,プランを立てる

昨日,3年生4人に集まってもらい,PowerPointを使って,半年の研究活動を報告してもらいました.
目的はいろいろありまして

  • 報告を通じて,研究室として何をしているのかを相互に知ってもらう.
  • 3年活動の記録を残しておく.
  • 3年ゼミの成績をつける際の参考にする.
  • 今後の研究プランを立てる.

学生にも,先生に言われてプレゼンしたというだけでなく,就職活動や大学院の面接などで,研究室として何をしているか,どんな研究ニーズがあるか,そして自分はどんな研究活動をしてきたかを,堂々と話せるようになってほしいと願います.
とはいえ自分として,一番よかったなと思ったのは,最後の,研究プランでした.各学生が春休みに何をするか,だけでなく,どの研究テーマは今年度までで,どれは来年度も継続,どれは未定なのかを,発表を聞きながら頭の中で考え,それぞれの発表後にアドバイスしました.
ちなみに,打ち切りか継続かは,学生の発表の質とはまったく関係ありません.
一番大きいのは,その研究に取りかれかる学生がだれかです.M1*1は,よほどのことがない限り,翌年度も同じテーマです.3年が4年に上がるとき,4年が大学院に上がるときには,そのままにする必要性が少し下がります.
その次に,共同研究や,外部資金による研究の進捗を考えます.

*1:M1 = マスターコース(修士課程,博士前期課程)の1年生のこと.4年生大学の学生は,「学部生」と呼ばれ,さらに「B3」と書けば「3年生」を意味します.Mはmaster,Bはbachelorの略です.