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1年生に贈るプレゼンテーションのコツ(5)

昨日予告した通り,「まとめ」です.
(1) (2) (3) (4)から,再掲したいものを選びました.統合したりI put some tips together,表現を変えたりしているところもあります.

まとめ

  • プレゼンテーションとは,自分の情報や感情を「プレゼント」すること.
  • どんな人が聞くかを意識し,語句・表現や,背景説明の分量を調節する.
  • 序論:本論:結論 = 3:6:1.枚数は,“分”の5割増が目安.
  • まず全体の構成(アウトライン)を決め,次にテンプレートを変更し,それから,それぞれのスライドを作り込む.
  • 「はじめにどんな状況があって」「その中の何に着目し」「何をしたことで」「どのようになった」の順に,筋書きを作る.
  • 1枚のスライドを見て,そこから何を言いたいかが分かるようにする.
  • 図表をふんだんに取り入れる.「注目してほしいスライド」を図表の中で設ける.
  • 自分の体験談を入れるとともに,プレゼンテーションに関係する,書籍やインターネットの情報を盛り込む.
  • 同じ情報は,同じ物体(図形)として描く.一つを作ってコピーする.
  • 色彩注意.
  • リハーサル(発表練習)をしておく.ストップウォッチで,しゃべった時間を計る.
  • 「○○です.〜〜についてお話しします」から始めて,「以上で発表を終わります」で終わる.
  • スライドには「である体」や「体言止め」で書いておいて,話すときには「です体」の文にする.
  • 「人は自分のためにプレゼンテーションをしているのだ」と思って,あらゆるものを聞く.