Vista + VMware Playerで,Ubuntu 8.04をインストールするのが面倒なので,VMware Appliance Marketplaceというところから,vmdkファイルなどを取得し,手を入れていくことにしました.
http://www.vmware.com/appliances/から,Ubuntu 8.04 Desktop with VMware Toolsへ.Username:Passwordはuser:user.「VMware tools : Installed」なのはありがたい.ということで「Download this Appliance」をクリックし,アンケートはすみませんが無視して「No thanks」から始まるリンクをクリックすれば,ダウンロードできます.Torrentですので,BitCometにダウンロードさせます.7zでアーカイブされているとのことなので,http://www.7-zip.org/ja/をインストールしておきましょう.
ubuntu804desktop.7zを右クリックして,「7-Zip」を使って伸張します.適当なフォルダに移して,Ubuntu.vmxを少し変更してから,ダブルクリックで起動します.
使用してみると,ネットワークも問題なし*1.しかし気になるところもあります.
- 日本語でない(メニューだけでなく,キーボードも)
- マウスのホイールが使えない
日本語化は,「設定」の「言語」*2のところでJapaneseを選ぶと,必要なファイルを取り寄せ,インストールしてくれました.そして再起動して,細かく指示して日本語化完了です.SCIM-Anthyも使えます.
ホイールに関して,VMwareのUbuntuでマウスホイールを使う - ubuntu日記のとおりに進めると,たしかにホイールができるようになりますが,VMware Toolsの一番のメリットである,マウスの透過的移動が使えなくなります.
すみませんが変更取り消し.で,/etc/X11/xorg.confのマウス設定を見直すと,
Section "InputDevice" Identifier "Configured Mouse" Driver "vmmouse" Option "CorePointer" Option "Device" "/dev/input/mice" EndSection
となっていますが,このEndSectionの前に
Option "ZAxisMapping" "4 5"
を挿入して,Xを再起動(念のためログアウトしてから,Ctrl+Alt+BS)してログインすると,ホイールも透過的移動もできるようになりました.