widow
配布資料*1は,テキストボックスや吹き出しの中に,きちんと文字列が配置されているのですが,画面で見ると,配置が乱れていますね….
具体的に言いましょか.資料だと,2行で収まっていますが,スクリーンで同じのを見ると,ほら,3行になってて,3行目は1文字だけになってるでしょ.
プレゼンにおいて,複数行の文章にならざるを得ないとしても,最後の行に1文字だけというのは,よろしくありません.英語圏の場合は,1単語だけというのが同様に嫌われて,"widow"と呼ばれます*2.
原因ですが,PowerPointのファイルを作るときと,スクリーンに表示するときとで,環境が違うからでしょうね.具体的には,Officeのバージョンです.あと,画面解像度も影響するかもしれません.
どんな環境でも,期待通りに表示させるというのはなかなか難しいものです.
ともあれ回避策を考えてみますと,はじっめから表示用のノートPCで書いていくか,あるいは,表示確認をしたノートPCを使って印刷するか…ノートPCはゼミ用なので,非現実的かな.
今言った二つは,「きちんと表示させること」,言ってみれば表示時に焦点を当てるものです.別のアプローチとして,「表示より前の段階で配慮する」,というのが考えられます.
複数の環境で表示確認をするわけです.グループ発表なのだから,各自チェックということです.テキストボックスや吹き出しのサイズに,少々余裕を持たせるというのも,有効だったりします.
*1:DBゼミでは,発表スライドを6up両面で人数分印刷して,発表時に配布しています.学科の卒研発表会では,1期生のときから,このやり方です.