わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

浜寺公園の松並木

夕食後は,みなで浜寺公園へ.夜な夜な,駐車場から,ユースホステルまで,松並木の間の広い歩道を,歩きました.あ,子どもはベビーカーに座ってすやすやです.

母「同僚の人がこの近くに住んでんねんけどな」
俺「はあ」
母「よおパトカーが来るんやて.早朝に」
俺「なんでまた」
母「ここの松の木を使こてな,首つりや」
俺「ありゃあ…」
母「ほならな,次の日には,その松の木が切り取られてんねんて」
俺「うーん,まあ,縁起でもないからなあ」
ここで妻に声をかけることに.
俺「ちょっと考えてみるんやが」
妻「なによお」
俺「もしな,こう歩いてて,かたわらに,どっかの松の木で,今にも首をつろうとする人がおったら,どうする?」
妻「そら,止めるべきやろ」
俺「どやって?」
妻「…」
俺「例えばやなあ,うちの子を見せたら,生きる気力が沸いたり,せえへんかな」
妻「あ,それいいなあ!!」

そうこうして,お宿に到着.受付を済ませ,風呂に入って,兄夫婦は1室,うちの子を含む4人が1室で寝て,いびきも堪能したりさせたりしながら,翌朝に.

俺「あのな」
妻「何なん?」
俺「ちょっと考え直してみたんやが」
妻「なによお」
俺「首つりな.うちの子見せたら,生きる気力が沸くんちゃうかとか」
妻「変なこと,言うてたなあ」
俺「生きる気力になってくれたらええんやけど,もし,憎しみがうちの子に向いて,襲いかかってきたら,あかんわな」
妻「あかんあかん」
俺「ということで,うちの子見せる案は却下やな.せめて写真にしとくか」
妻「あんた,朝起きてそんなこと考えてたんかいな」