夏風邪をもらいまして,次女(さきの子),三女(あとの子)が入院することになりました.(すでに退院しています.)
妻から電話があり,仕事場から病院へ.
診察室の前には,ベビーカーに入ってややぐったり気味の2人と,妻と妻の母と,そしておてんばな長女(うえの子)がいました.
「お前なあ,そんな走り回ったら,あかんねんぞ.て言うてもムダか」
「まあ,この時間帯なんで,他に待つ人がいてへんのだけが救いやね」
「まあなあ」
「けどこの子,何するか分からんから,よお見ててや」
「あいよ.ところでやなあ」
「どしたん」
「お腹,すかんか?」
「あたしはええねんけど…そや,この子連れて,売店で,何か買うて来てくれへん?」
「よっしゃわかった」
「…ママ,たべたい」
「せやで,ちょっと歩くんやで.んで,おいしいもん,買うてこよか」
「ここやな」
「?」
「店ん中,入るで.こらこらさっそく袋を手に取るんか.買わないものは触らない!(取り上げる)」
「たべたい〜!」
「お前だけとちゃうんやで.待ってるみんなの分を…言うても,さきの子とあとの子はええんやが…何か買わんなあかんねんからな」
「…」
「ふむ,ベルギーワッフル4個入りってのがよさそうやな.お前,ワッフルって言うってみ」
「わっふる」
「よっしゃ.食べ物を前にすると元気やな.あとは飲み物やが…」
「…」
「確かお前は,水筒あったよな.パパも,毎朝入れてもろてるのがあるからええゎ.ママと,もしかしたらおばあちゃんも飲みたなるかもしれんので…これにしよ.梅ドリンク(のペットボトル)や.はい,梅って言うてみ」
「うめ」
「せや.ちょっと酸っぱいんで,お前はあかんで.さて会計に行こか」
ママがうえの子に,梅ドリンクを一口飲ませると,味をしめまして,結局,半分程度を飲んでしまいましたとさ.
親馬鹿・今後の予定
あと3回くらいに分けて,入院に関する悲喜こもごもを綴ることにします.なお,病院名と病名は書かない予定ですのでご理解ください.
その後,親馬鹿・総集編7をリリースします.
その間も,別件で何か書く(1日2エントリ以上になる)かもしれません.
今後もご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます.