「さて,ごちそうさん」
「さきの子にあとの子よ,パパは席を立つんで,お前らも自分で,ベビーベッドのところへ行けよ」
野暮な解説ですが,さきの子・あとの子(次女・三女,1歳)とも,食卓のチャイルドシートに座っているので,そこから降りる必要があります.そしてベビーベッドに一人で上がれるほどの体力や技能はありません.うえの子(長女,3歳)は,余裕でベビーベッドに入り込み,ときどき,さきの子・あとの子と遊んでいます.
「お前らな,こういうときは,『なんでやねん』って言うんやで」
「パパ,ちがう!」
「ちがうか.まあなあ」
「ふたごンは『なんでやねん』っていえへん!」
「まあそら正論やな」
「『あ!」とか『お!』って,いうんやで!」
「なるほどなあ」
「あっ!」
「おっ!」
「え? …うえの子よ,お前,どんだけ双子ンを手なずけてんねん!」