「パパ,うえの子が寝間で悪いことしてへんか,見に行ってくれる?」
「あいよ」
寝室のドアを開けて,目にしたのは,さきの子・あとの子がうつ伏せから首を大きく上げて,うえの子を見ている構図.
「あい,おはようさん.つったら,さきの子もあとの子も,こっち振り向いたか」
「パパ,こっちきちゃダメダメ」
「なんでやねん.ここに入(い)らせてもらうぞ.よいしょっと(ベッドの上で),さきの子・あとの子とおんなじポーズをとらせてもらおか」
ここでおならの音.
「よっしゃ.いきなりですが問題です.いま,おならをしたのは,うえの子でしょうか,さきの子でしょうか,あとの子でしょうか,パパでしょうか.答えはパパです〜」
「さきの子・あとの子よ,何言ってんのパパっちゅう表情やめて〜.んで,うえの子も動き出したか」
「こら,パパのお尻のにおいを嗅ぐな!」
「パパ,おならした!」
「ああ,そのとおりや.パパが悪かった!」