「原稿の改訂版を見ました.1つ,文献を取り入れることで,システム開発の方針が読み手に伝わりやすくなったと思います.
それで,その書き方なんですが,原稿では次のようになっていますよね.
...必要がある.[3]では,使いやすい...
『[3]では』と,文献番号から始まる文は,誤解される可能性があるので,修正しましょう.誤解というのは,例えば,こう解釈されてしまうのです.
...必要がある[3].では,使いやすい...
文献番号が,直前の文に関する引用となり,その次は,『では,』から始まる文になる,という見え方です.
修正はというと,そうですね,文頭に『文献』をつけてください.次のようになります.
...必要がある.文献[3]では,使いやすい...
他の修正方法として,文献の著者名を書くというのもありますが,予稿の他の引用では,その方法をとっていませんので,まあそうしなくてもいいでしょう.
ちなみに私は学生のとき,指導教官に原稿を見てもらいながら,『小文字の変数名で始まる文はダメ』と言われたことがあります."x"から始まる文は,例えば"The variable x"とするわけです」