わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

関連研究,ではなく関連発表

「研究背景へ進む前に,1つスライドを出しておきたいと思います.
今回の内容は,筆頭著者がいくつかの機会に発表しています.昨年の3月には,電子情報通信学会の総合大会で,また同じく昨年の12月には,じんもんこんで,それぞれ予稿を出し,しゃべってもらいました.
それと,去年と今年の2月に,知識・芸術・文化情報学研究会という,大阪で実施している小規模な研究会でも,口頭発表をしてもらいました.
もしこれらのいずれかに立ち会って見聞きされましたら,これからお話しするうち,背景や研究目的のスライドは,おそらく変わっておりません.
今回の論文は,これまでの発表をもとに,関連研究を充実させるとともに,資料をもう1つ増やし,システムの構築だけでなくその評価についても述べたもの,と言うことができます.
それでは研究背景に移ります.国語学や仏教学において…」

なにこれ

2016年9月の学会発表予定で書いた,本日(7日(水))の分の発表です.「関連発表」と題したスライドを含め,発表に使用したプレゼンテーションのファイルは,事情により非公開とします.
関連する学会について,書いておきます.今回,発表したところは,「電子情報通信学会情報・システムソサイエティ、ヒューマンコミュニケーショングループおよび情報処理学会が共同開催する情報科学技術フォーラム(FIT: Forum on Information Technology)」「日本の情報科学分野最大の学会大会」*1です.
学会ごとの,年次の「大会」としては,電子情報通信学会では毎年3月に「総合大会」という名称で,また情報処理学会も同じく3月に(電子情報通信学会総合大会とは異なる日程で)全国大会を開催しています.9月は,電子情報通信学会のうち情報工学に近いコミュニティと,情報処理学会とが組んで,FITを開催している,というのが近年の状況です.
上で話した中の「じんもんこん」は,「人文科学とコンピュータシンポジウム」の愛称です.「人文」は「じんぶん」と読むのが一般的ですが,「じんもん」と読まれることもあります.そうすると,人文科学とコンピュータシンポジウム → 人文コン → じんもんこん,となるわけです.このシンポジウムを主催するのは,情報処理学会 人文科学とコンピュータ研究会です.
ということで,昨年の3月には電子情報通信学会主催のところで,また12月には情報処理学会の関わるところで,発表していまして,成果をステップアップし,共同開催のFITにて今回,発表する機会を得た,となるわけです.
なお,「知識・芸術・文化情報学研究会」は,これら2学会とのつながりはありません.学会名を挙げるなら,情報知識学会とアート・ドキュメンテーション学会です.それぞれの関西支部(地区)の部会が関わっています.

ボツネタ

「パラレルセッションとはいえ,初日の最初の発表者というのは私自身,初めての経験です.初日の最初のセッションの座長なら,経験があるのですが*2.ともあれ緊張をほぐしながら,発表を進めていくことにします」
…と言うのを構想していましたが,こちらがしゃべり始めるより前に,座長の先生が全体への指示として,「時間厳守でお願いします.超過したら切り落とします」とおっしゃったので,震え上がり,言わないことにしました.