こちら葛飾区亀有公園前派出所 200 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 秋本治
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/09/17
- メディア: Kindle版
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200巻の最初について,双子が生まれて1人を「+」と書いて「プラス」,もう1人を「−」と書いて「マイナス」という名前にした話は,以前のを読んで知っていました.ですがそのプラスが紹介する,次のコマの人物名は,まったく想像していませんでした.
「開発担当の // 山田愛平和くん // です」で,漢字をルビに置き換えると,「かいはつたんとうの // やまだラブ&ピースくん // です」となります.プラスと「ラブピーです」と自称する2人は平然としるのに対し,コマの左側の両さんは,少し驚いた表情をしています(がそれが名前なのか,開発したのが小学生だからなのかは,読み取れませんでした).
少し検索しましたが,元ネタとなるような人物はなさそうです.代わりにジャンプで登場したときのコメントを見かけました.
最終話まで読んで,振り返って見ると,3話「顔パスの巻」は,情報セキュリティのネタとして使えそうです*1.19話「部長御乱心の巻」は,あああのあれですね.ラス前前という配置も絶妙です.
教員1年目だったと記憶しますが,仕事とは別の人間関係の場で,「もさひこさんですね?」と尋ねられたことはあります.問われた自分は,上のコマの両さんのような表情をしていたと思います.
*1:今年の授業で取り上げた漫画のことは,http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20160714/1468444129に書いています.未来の技術について描き,セキュリティの留意点を含むものには,手塚治虫の「火の鳥 生命編」があります.