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柳沢教授の,目的が明確になったシーン

 ふと,「天才 柳沢教授の生活」の単行本の比較的はじめのほうで,数式を立てて,「目的が明確になった」と言っていたシーンがあったのを,思い出しました.
 学生時代に散発的に単行本を購入し,またセレクションを読んだ覚えもあるのですが,いずれも本棚に見当たりません.
 何巻かについては,近所の快活CLUBに足を運び,PCで書籍検索を試みたところ,店内にありまして,最初の5巻をパラパラ読むことで,第1巻であることが分かりました.
 Amazonで中古本を注文し,先日届きました.

 前者はp.72,第5話(食卓の経済学)から,後者はp.152,第10話(教授,猫と対決す)からです.
 「目的が明確になった」が出てくるのは前者で,数式はなく,毎日の夕食に出る魚の周期性に基づき,「あじの開きを買うこと」という目的を定めたのでした.
 後者は,自宅2階での読書を邪魔する家の外の猫を追い払うのに必要な棒の長さを,直角三角形の斜辺の長さとして計算しているのでした.「目的が明確になった」のセリフはありませんが,上で取り出した2つのシーンには,左手はパー,右手はグーにして,教授が手を叩き,「ポンッ」「ぽんっ」とするコマがあるのが共通しています.