わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

イトコ

実家の母方の親類の集まりに出席しました.我が家からの参加は,自分〈パパ〉と,うえの子・さきの子・あとの子・すえの子の5人です*1.実家サイドはというと,もちろん母親〈あっちのおばあちゃん〉は参加なのですが,近所に住む自分の兄〈おっちゃん〉と,そのご子息〈おいっ子〉も,自分の車に乗って,大阪市内某所の会場へ行くことになりました.
〈おいっ子〉と,書きましたが,当ブログでは初出となります.自分にとって唯一の甥になるその子は,現在2歳ちょっとです.いろいろあって,そのときが初対面でした.それはそれとして,実家へ向かう車内で…
   「あのな」
 「なに,パパ」
   「今日わはやな」
 「…」
   「おっちゃんのところの男の子も,この車に乗る予定なんやが」
 「うん!」
   「すえの子よりも2歳ほど,下になるから,みんな優しくしたってや」
 「わかった」
   「ちなみに,みんなにとって唯一のイトコになるからな」
  「イトコって?」
   「今言うたんは,あとの子やな.イトコっちゅうのは,親がきょうだいになる関係のことなんやが…」
  「…」
   「分からん顔やよな.あっちのおっちゃん,知ってるか?」
  「おっちゃん…?」
 「あたししってるで! かた車してもらったことあるもん!」
   「うえの子よ,よお覚えてるな.おっちゃんは,パパの兄にあたるねん」
  「…」
   「お前らは,パパの子や」
   「さっきから言うてる男の子は,おっちゃんの子や」
   「おっちゃんとパパは兄弟やから…その子とお前らは,イトコっちゅうわけ」
  「なんやわからん」
   「まあ,仲良くやったってや」
実家に到着したものの,おっちゃんとその子はまだでした.数分後にやって来まして…
おいっ子が実家に入り,さきの子を筆頭とする4人を見ると,即座にギャン泣きをしました.「ギャン泣き」という表現がぴったりの,泣きっぷりでした.
何度もおばあちゃんのおうちに,足を運んできただろうけれど,今回はすでに何人もいて,知らない顔ばかりなので,泣き出すのも理解できます.
あっちのおばあちゃんが用意していた,リンゴジュースを飲み,ちょっとしたお菓子を食べながら,我が子と打ち解けていきました.
では出発しますか…
「たけひこぉ」
   「何や兄貴ぃ?」
「車に,チャイルドシートあるか?」
   「おう,あるよ,おいっ子くんのも,用意してるで」
「ほなありがたく,使わせてもらうぞ」
   「どうぞどうぞ」
いつもはすえの子が座るところに,おいっ子を乗せて,出発前に写真撮影.都合により当ブログには載せられませんが,翌日にコンビニプリントして,家に持って帰ると,子らは食卓のイスに立って見たがりました.手紙を書かせて,実家に送りました.


親類の集まりでは,飲んで食べてわいわい騒ぎました.
出し物も,持ち寄りました.自分にとって一番上の従兄が用意した,子ども向けクイズ集を,自分が読み上げ,最初の正解者にチョコレートを渡しました.
「5人でかくれんぼをしました.2人が見つかりました.あと何人,かくれているでしょうか?」の問題に「さんにん! さんにん!!」*2と,競って大声をあげていた,さきの子・あとの子が,注目を集めました.

*1:ママは悠々自適の1日にしてもらいました.

*2:かくれんぼの「鬼」のことを,忘れています.5人でかくれんぼだと,鬼は1人でしょうから,5−1−2=2で,2人が正解です.