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和歌山より未踏に応募し,採択されたらその開発に従事することについて,アドバンテージとディスアドバンテージは?

火曜日の5限に,学部内で講演会が催され,出席しました.
正式には講演会ではなく,IPA・未踏事業の公募説明会です.事務局の方*1と,統括PM(プロジェクトマネージャー)の竹内郁雄先生*2がお越しになり,事業の内容や申請にあたっての注意点,これまでどのような成果そして人材が発掘されたかの紹介がありました.
現在,2018年度の未踏事業が受付中です.事前エントリーを3月2日までに行った上で,公募受付の期限は3月5日となっています.年齢制限(2018年4月1日時点で25歳未満,グループ応募の場合は全員)にも注意が必要です.

2017年度分は,今月10日・11日に成果報告会が催され,Facebookより詳細を知ることができます.

竹内先生より,質問がありましたらどうぞとなったところで,こちらは,竹内先生,司会の教授,教室の前後の聴講者を2度,眺めてから,手を挙げて「よろしいですか」と言い,立ち上がって質問しました.
「学生を代弁して,質問させていただきます.『近畿のおまけ』とも呼ばれる和歌山より,今回の未踏事業に応募し,もし採用されれば,開発に従事することにつきまして,そのアドバンテージとディスアドバンテージを,教えていただけませんでしょうか?」
まずは竹内先生から,そして事務サイドの回答をいただきました.他の質問の回答と合わせて,和歌山からの応募,採択,そして後輩への継承を期待されていることを,把握できましたので,こちらもポスターを掲示するなど,啓発に努めるとします.


本学学生向けへの,わりとどうでもいい情報を:

  • 講演で何度か名前の出された,世耕弘成経済産業大臣は,参議院和歌山選挙区から選出の議員です.また未踏で長年,PMをされてきた,大阪大学石黒浩教授は,助教授で1年間と教授で1年間,和歌山大学システム工学部情報通信システム学科に在籍されていました(2000〜2001年度).未踏と和歌山とは,何の関係もないというわけでもないのです.
  • IPA経済産業省の所管であること,そして未踏の事情に関わっていることなどを,情報セキュリティ(昨年はネットワークセキュリティ)の授業で解説していました:情報通信技術において知っておくべき国内機関と省庁
  • 自分が親しくしてきた中から「奇人」もしくは「才能の持ち主」を挙げるなら,大学院進学直後に知り合った,(もといた大学の)サークルの後輩でしょうか.泊まらせてもらったとき,図らずも箱いっぱいのファミコンソフトを見ました.テレビゲームで,大学を超えた人脈に加え,もちろん本人の努力と情熱により,ゲーメストで「全一」を取っていました.

*1:学部棟ホールの案内には「IPA未踏担当 神島万喜也」と書かれていました.

*2:司会進行をした,学科の教授は,竹内先生とNTT研究所でともに働いていた時期があったことなどから,この説明会が実現しました.