わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

スマホ撮影してくれていいけれど

20年くらい前に読んだのをぼんやりと思い出し,軽い気持ちではてブしました.投稿ネタ*1ということもあり,「受けた」ではなく「受けた人がいた」にすべきと気づいたときには,思いもよらぬ数のスターをいただいていました.
「試験は何でも持ち込み可」に対しまったく異なるリアクションとして,「恋人」というのも読んだことがあります.
自分が担当する講義では,火気*2の持ち込みは見かけません.ガムやアメは,あるかもしれません.水筒やペットボトルは当たり前ですし,自分もマグボトルを持参することがあります.演習室(計算機室)は飲食禁止ですが,先週の授業では,マイ・マグボトルを持ち込んで,廊下で飲み喉を潤していました.
それとは別に,「スマホ撮影」によって,テンポ良く講義を進められないことがあります.講義は担当初年度から,スライド(PowerPoint)主体でやっていますが,以前はホワイトボードに手書きも併用していまして,書き終えたところで,あちらこちらのスマホカメラの眼が,こちらを向いてくるのです.
この2年,講義室変更と受講者増にともない,これまで手書きしていた内容を,スライドに取り入れてきました*3.それでもスマホカメラを向けてくるとき,次のようにアナウンスしました.
「撮影してくれてかまいませんが,スライドをPDFにしたものは授業後に,学内運用のMoodleよりダウンロード可能です.スライドにわざと入れた間違いや,授業中に気づいた書き間違いも,可能な限り修正していますので,撮影して保存するよりは,それらのファイルを参照することをおすすめします.それでも今,撮っておきたい人はどうぞ」
これで,撮影される回数が減ったように思います.
「わざと入れた間違い」というのは,今年度の授業スライドからだと,「計算機管理を怠ると...踏み台攻撃の被害者になる」と書いた件です.印刷・配付し,画面上でもそのように表示させてから,1回クリックして「踏み台攻撃で加害者になる」に変えています.わざと入れた間違いに基づく,試験での出題は,覚えている限りありません.

*1:投稿者自身が鍋焼きうどんを持ち込んで試験を受けたのではない,ということです.

*2:かつて助手で,教授(と大学院生の一人)が主体で牡蠣の電子商取引の研究をしていたときに,忘年会は研究室内で牡蠣鍋にしようと教授が提案し,室内で火ぃはまずいでしょということで,自分も含め困惑した記憶があります.結局,学内レストランでコンロを使わせてもらい,牡蠣持参で鍋を楽しみました.

*3:例えば,http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20180427/1524841199