わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2枚×5人のゼミ発表資料,印刷する前に

今日のゼミでは,大学院生・4年生合わせて5名に,それぞれ,進捗報告をしてもらいました.
事前に資料を用意するよう指示していました.刷り上がり2ページのPDFファイルを,所定の共有フォルダに置いてもらいます.時間までに,5人のファイルがありました.内容を軽くチェックし,参加者の数だけコピーするのは,自分が行います.
プリンタで1部を印刷する前に,立ち止まって考えました.
何も考えずに両面コピーをすると,1枚の紙の表面と裏面に,1人分の資料が印刷されます.それをもとに,発表してもらうと,その紙の表を見たり裏を見たりで,大きな板海苔を火で炙るかのように,紙をひっくり返す操作が増えるように思えたのです.
そこで,各発表者の資料が見開きで見えるよう,両面コピーすることを思い立ちました.1ページ目は,日付と発表者を書いた,カバーシートです.その裏面が2ページ目で,2枚目の表面となる3ページ目と合わせて,最初の発表者の資料とします.4ページ目と5ページ目,6ページ目と7ページ目も同様です.
6枚目の紙の表面,11ページ目は,最後の発表者の2ページ目で,その裏面は,白紙です.
ということを考えて人数分を用意し,研究室の共用机まで持参しました.
共用机では,プロジェクタを使用できず,今期のゼミ*1では紙ベースでの発表と質疑応答を行っています.質問するための配布資料への記録の仕方について,自分自身は助手だったころ,教授が書くのを横目に,見よう見まねで覚えたものですが,そのノウハウを学生に伝えたいなと思いつつも,あまりの悪筆さで学生に見せるわけにもいかず,もどかしい気分です.

*1:研究室外のいわゆるゼミ室はというと,全員が集まることのできる日時はすでに,他の先生によって予約されているのでした.