子らがテレビを観たいというときや,そうでなくてもPCに向かって座るのに嫌気が差したときは,隣室のベッドへ行きます.タブレット端末を持って.
なのですが,ドアを閉めると,無線通信が「弱く」なってしまいます.画面上部の波の数の表示が小さくなりますし,体感的にも通信の遅さを感じます.
そこで,大阪に出たときに,ヨドヤバシカメラ*1で,中継器として使用可能な,小型の無線ルータを購入しました.
TP-Link WiFi 無線LAN ナノ ルーター 11ac AC750 433+300Mbps 中継/子機/APモード ホテル用 USB給電対応 デュアルバンド 3年保証 TL-WR902AC
- 発売日: 2018/01/15
- メディア: Personal Computers
長いこと,机の横に置いていましたが,今朝,開梱して本体を取り出しました.アマゾンのレビューでは「ちょっと大きいかな」と書かれていますが,個人的には,小さいなというのが第一印象でした.
説明書を読み,スイッチを中継器モードのものにしてから,USBより電力供給をさせ起動しました.
ただしこのままでは,「中継」できていません.普段使いのPCから,情報カードというのに書かれた,5GのほうのSSIDに接続して,パスワードを入力し,しばらく待ちます.とりあえず接続ができたところで,ブラウザで所定のURLにアクセスして,ごにょごにょ…
中継器の設定ができたつもりで,USBケーブルを抜き,付属のACアダプタにタブレット端末を持ってベッドに移動.電源供給をさせて起動し,タブレット端末で「WiFi アナライザー」*2のアプリを起動して,状況を見たものの,出荷時設定のSSIDが表示されています.
PCのある部屋に戻って,設定をやり直すことで,何をすればよいかが分かりました.中継器のSSIDなどの設定を進めると,ブラウザ上に「おめでとうございます! 設定はこれで終了です。」と表示されるのですが,これで安心してはいけなかったのです.メッセージは「終了ボタンをクリックすると動作します。」と続きます.ページ下部の「終了」ボタンを押すことで(そして少し待つことで),ブラウザの表示により設定変更が確認できました.
2.4GHzと5GHzのそれぞれで,「終了」のボタンを押すまで行い,別室に移動してタブレット端末でリトライ…
5GHzのほう,同じSSIDで2つの接続先を認識しました.強さ(波の数の表示)が異なっています.またWifi アナライザーのチャンネルグラフでは,同じチャネルに同じSSIDで,高さの異なる2つの山型が描かれました.
2.4GHzについては,接続のSSIDは1つだけでした.
ルーターをそのままにし,タブレット端末だけを移動させて,以前より設置していた無線ルータのそばに持って行くと,チャンネルグラフの形状が変わった上に,接続も,切り替わっていました.
SSIDは同じでも,ネットワーク(プライベートIPアドレス)が異なるので,もしかしたら今回のルータ経由ではプリンタへのアクセスができないのかもしれません.必要になったときに調査するとします.
(最終更新:2021-04-30 深夜.タイトルを「無線LANの中継器を試す」から変更しました)