日曜日は長野県某所に宿泊し,チェックアウトしてから,白馬八方尾根を歩きました.
当初の予定は,黒菱第3ペアリフトのそばまで車で行き,リフト2本で上がってから,あとはウォークでしたが,途中まで車を進めると,誘導の人に止められました.
満車で規制しているとのこと.そこで,「スカイライン」と呼ばれる,北尾根クワッドリフト+無料バス+黒菱第3ペアリフト+グラートクワッドリフトの往復ルートに切り替えました.
駐車場で,Tシャツの上に,冬用の,オレンジ色のジャンパーを着ました.子らも,薄手の服の重ね着で,高山に挑みました.
八方池山荘から歩き始めて,体力のある子どもらを,先に行かせました.自分の歩みで,なんとか標高2000m超,八方池が見えるところに到達しました.
少し歩くと,あとの子がいました.手を取って,妻子のところまで連れて行ってくれました.
「いやあなんとかここまで来たが…みんなはどのくらい前に着いた?」
「だいぶ前やで」
「そっか」
「パパ,見えたで」
「へえ,よおけ人が歩いてる状況でも,パパが分かったんか」
「そうやねん.休けいしてるときのパパがな…」
「パパが,何か…?」
「オレンジの丸やってん!」
子らが指を差すので,こんなところで差すなと制してから,首を曲げて,自身を見下ろしました.
なるほど,オレンジのジャンパーが目立ちます.体格と合わさって,オレンジの丸,ですか.
さきの子は「みかん大福」と呼んできました.
駐車場に戻ってジャンパーを脱ぐと,中は汗だくでした.Tシャツも脱いで半袖の服に着替えて,全員が乗り込んだのを確認してから,遅めの昼食に出かけました.