マスターコースの学生が発表する「某ゼミ」は,本日より,M1のポスター発表です.
ポスター作成の要領は,例年通りで,事前に学生に伝えられています.サイズはA0またはB1を標準とし,大判プリンタで1枚に印刷されたものでもよいし,A4などでプリントして貼り合わせたものでもかまいません.
今回,実施前に検討することになったのは,コロナ対策です.ポスター発表を聴くことで,数日たって誰かが陽性と分かり,室内にいた全員が濃厚接触者となってしまったら,授業や修論・卒論指導などに影響してしまいます.
昨年度と同じくオンラインによる発表も検討されましたが,結局,対面で行うことになりました.対策としては,手指消毒・マスク着用は徹底するとして,そのほかに,完全ローテーション制を採用しました.20分で,全員が時計回りに移動して,次のポスターのところに移動するという方式です.
授業終了時のゼミ担当の先生から,もう一つの対応策が示されました.新型コロナでオンライン授業をするようになるより前から,某ゼミでは学生・教員とも,各発表に対するコメントをMoodleで提出しているのですが,今回,最初に発表を聴いたところのコメントに「ここから発表を聴き始めました」という旨の文を書くよう,指示がありました.これを書いて提出することにより,誰がどのように教室内を移動したかを,あとで知ることができるというわけです.
ポスター発表の内容を,ここで書くわけにいきませんが,2年間の修士研究として真ん中の時期になりますので,ポスターのほかにノートPCで実演を見せたり,昨秋の口頭発表からテーマを変更したりと,さまざまでした.発展を期待したいところです.