この土日は稲刈りでした.
良い話と,少しだけ悪い話があります.良い話というのは単純で,豊作でした.今朝の袋詰めで,例年よりも1割ほど,30kg詰めの玄米の袋の数が多くなっています.外で作業をしていると,近所の人からも,今年はよかったねえと,声がかかりました.
少しだけ悪い話というのは,今回,すべての田んぼの地面の水が,抜けきっていませんでした.とはいえ長靴を必要としたのは,3か所あるうちの最後に収穫した田んぼだけでした.稲の上部は,十分な色合いと乾燥度合いでしたが,下から10cm位は,水分を持ち,やや黒い色になっていました.手刈りする際には,いつもは地面の間近で刈っていましたが,今回はこの黒い色が残るよう,やや高いところを刈りました.
また日曜の朝は,(妻の;以下略)父と自分とで袋詰めをしている間,母の作業に妻が加わる形で,3番目の田んぼの手刈りをしていました.コンバインが立ち往生することもなく,午後3時過ぎにすべての稲を刈り取り,乾燥機への張り込みや,籾殻をミカンの木などの周辺にばらまく作業を終えたのは,4時半より前でした.
納屋の奥にある乾燥機には,サイズの都合で,3か所の田んぼで収穫するすべての籾を入れることはできません.半々くらいにして,土曜に穫ってきた籾を乾燥機に入れて日曜に袋詰めし,日曜の分の籾は後日に袋詰めします.袋詰めの作業では複数の装置が連携し,籾殻を飛ばして青色の袋に入れます.この袋の枚数にも限りがあるので,日曜に袋詰めしたあとの籾殻入れ(4袋)は,手押しの一輪車に乗せて畑へ運び,父の指示に従ったりうまくいかなかったりしながら,木の周りに敷いていったのでした.
稲刈り報告は毎年書いていますので*1,ここから新たに,土日の晩・夕方の出来事を書いていくことにします.
1日の作業を終え,シャワーを浴びて夏の寝間着をまとったら,欲しいのは,キンキンに冷えたビールです.しかし普段から飲み慣れているわけでもないので,瓶ビール1本というわけにもいきません.350mLのスーパードライ1缶で,十分満足です.
土曜は夕食のお盆の上に,350mLのスーパードライ1缶と,コップが置いてありました.自分で注いで,自分のペースで飲んで空けました.
遅れて妻がやって来ました.横並びで夕食を取り終えたあと,「お腹は足りてる?」と聞いてきたので,食べ物は十分で,アルコールもちょうどよかったけれど,これから喉が渇くはずなので,土日にかけて飲む,大きめのペットボトルがほしいと,要望しました.妻は,自分の田んぼ用の長靴や,家族の日曜の食事(お菓子を含む)と合わせて,2Lの麦茶のペットボトル,買うてきちゃるわと言って,意気揚々と家を飛び出しました.
仮眠して,目が覚めると,机の上に,2Lの麦茶のペットボトルが,置いてありました.お茶をよく飲み,ひと晩を快適に過ごすことができました.
話は飛んで日曜の夕方です.シャワーを浴びて夏の寝間着をまとったのですが,台所には立ち入り禁止となっています.子らが何やらやっています.そして妻は不在です.2階に上がって,残り1Lを切っていた麦茶のペットボトルのフタを開けて,コップに1杯入れて飲み干し,2杯目も同じようにし,3杯目は控えめに入れてゆっくり飲んで…とやっていると,カラになりました.
着替えて,帰ってきたばかりの妻に「自転車でコンビニへ行く」と告げ,ディスカントストアに入りました.アルコールは,いりません.家に帰るまでに飲む炭酸飲料1本---甘いのがほしかった!---と,2Lのほうじ茶のペットボトル,そして2階で子らが好んで食べそうなお菓子などをカゴに入れ,建物を出ました.
夕食時に,妻は机の上の2Lのほうじ茶のペットボトルを見て,「土日の2日間でちょうどやね,2リットルのお茶って」と言い出しました.夕方にどこに行って何を買ったかを,詳細に話しました.