日曜日の朝7時より，田植えを行い，昼食前に完了しました．
今年は自分も田植え機に乗って操縦しました．3か所に分かれた田んぼのうち，2番目だけは（妻の；以下略）父がすべて植え付けて，1番目と3番目は前半が父，後半が自分でした．
1番目の田んぼを，外から見ていたとき，機械が進む先に，野球のグローブよりも大きめな，ひとつながりの枝がありました．父は直前で停止し，田んぼに入り込んでその枝を拾い，田んぼの外に投げ出していました．
2番目では，苗を補充する作業の途中で，父が足袋の片方を田んぼに入れて，足だけが出るという事態が起こりました．手を使って，その周辺を探しても，足袋の形跡はありません．それ以降，父は片足は素足で作業をしました．
さて自分の番です．3つの中で面積の最も大きい，1番目の田んぼは，苦労せず，最後にバックで田んぼから上がるのも，大丈夫でした．
3番目の作業中に，田んぼの外から見守っていた父が，何度か声をあげていました．今思うと，方向転換をするのに，バックしながら左または右に回るのがよくなく，少しだけまっすぐバックしてから，直進で左または右に回るべきでした．途中に2か所，大きめのビニル袋や，木製の杭が見つかり，その都度立ち止まって，田んぼに入り込んで拾い，機械の足元に置きました．
ハイライトは3番目の田んぼの植え付けをすべて終え，バックで上がるときに訪れました．後輪は難なく，コンクリートの斜面を登ることができたのに対し，前輪が，登れません．空回りをしています．1番目の田んぼと違って，コンクリートの斜面と，田んぼの面の間に，数cmほどの段差があり，そこで引っかかってしまいました．
いったん前進して，またバックしても，状況は変わりません．
父から降りよの声を聞き，飛び降りようとしたときに，足を踏み外し，右半身から，田んぼに落ちてしまいました．メガネに泥がつきました．
田植え機が，自分に向いて倒れてくるように見え，踏み潰される危機を覚えましたが，すぐに立ち上がって，倒れないよう軽く押さえつけ，その後，前方を軽く持ち上げると，前輪が斜面を上がり始めました．全体が斜面の先の平坦地に出たところで，飛び乗り，クラッチを切って停止しました．
ホースを使って田植え機を洗うとき，すえの子が通りがかりました．状況を説明すると，次は妻が来ました．麦わら帽子と，ズボンの歩数計を，水のかからないところに移動させ，メガネは水の出る力を弱めてから軽く洗いました．田植え機の泥は自分が，服についた泥は妻が，水を当てて落としていきました．
去年の田植えは：https://takehikom.hateblo.jp/entry/2022/06/05/225349
