わさっきhb

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張込担当

 昨日と今日で,稲刈りを行いました.
 昨日は夕方から雨と聞き,朝食をとるとすぐに取りかかりました.大部分は(妻の;以下略)父がコンバインを操作して刈り取っていくのですが,入口や角は手刈りが必要です.コンバインの通過によって倒れてしまった稲を立てる作業や,カットせずに束で落とした茎を括る作業にも,時間をとりました.
 3つの田んぼのうち,自宅から最も遠くて面積の広いところから最初に刈っていき,終わったのが午後1時前でした.自宅の縁台で昼食をとり,2つ目の田んぼへ.2時間ほどで終えて,3番目は,コンバインが入りやすいよう入口近くの8列分を刈って,1日目を終えました.
 田んぼへ行く際,自分は,「籾(もみ)運搬車」を運転しました.荷台は漏斗(ろうと)に似た形の入れ物になっていまして,コンバインの籾タンクの籾が2回分,入ります.コンバインの警報音が鳴ったら,籾満タンのサインです.田んぼの端でコンバインと運搬車を近づけ,コンバイン上部のホースを移動させて,籾を転送します.
 2回分が入ったところで,次は張込(はりこみ)の作業です.自宅奥の乾燥機に入れます.少なすぎず多すぎず*1,籾を入れて乾燥させれば,袋詰めの作業ができるようになります.
 父も母も田んぼにいるということで,一人で納屋まで運びました.車の音を聞きつけ,妻が来てくれました.2人で張込作業です.
 先ほど「漏斗(ろうと)に似た形」と書きました.中央下部には,ホースの差込口がついています.乾燥機のそばに,電動のホースを置いていまして,取り付けたあと,電源ケーブルを差し込んで,オンにしてから,つまみをひねると,籾がホースを通って,乾燥機側の籾の投入口へ進むようになっています.
 が…
 電源ケーブルが,見当たりません.ホースに,電源ケーブルが巻き付いてあったのですが,これを解(ほど)いて,車の差込口に入れようにも,オス・オス同士で無理なのです.仮に差し込めたとしても,車からホースへ,籾を運ぶための動力が得られません.
 父に尋ねないといけません.納屋の中で探すのを自分が行い,妻に自転車で,最も遠い田んぼまで行ってもらいました.ケーブルが見つからないまま,妻が帰ってきて,箱の中にあるとのことですが,どの箱なのか,木箱なのか段ボールなのか,さっぱり分かりません.
 妻の自転車で自分が田んぼに行き,父から場所を聞きました.「納屋の中」「(袋詰めのための)計量秤の箱の近く」「床には置かない」とのことで,納屋に戻ってこのスリーヒントクイズの答えを探しました.ほどなく,停止させていた籾運搬車の右側に3つの段ボール箱があるのに気づき,1つ目が計量秤の箱で,3つ目の幅広の箱の中に,電源ケーブルが見つかりました.
 なんとか,乾燥機に投入する作業を終えました.空の状態の車を運転させて田んぼに行くと,コンバインは籾満タンの警報音を発していました.

*1:すべての田んぼで収穫した籾を入れることができず,稲刈りはいつも2日かけて実施します.田植えは1日で終えられるのですが.