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夢を語れる人になろう,夢を代弁できる人を持とう

今後のこともあるので,日記上には小ゼミの私のプレゼン内容や質疑の具体的なところは書けませんが,座長のjsとは別に,当日思い立って,発表の最後の最後に加えたことについてだけ,取り出してみたいと思います.
「夢を語れる人になろう.夢を代弁できる人を持とう」です.
そこで言いたかった「夢」とは,自分の研究内容や成果が,他の人や分野の研究,あるいは社会のどんなところにどれくらい影響するかを指します.
論文を書く場合や,途中段階あるいは最終段階で成果を発表する際に,有用性として,適切にアピールしないといけません.この作業を,「夢を語る」と表現したのでした.
「夢」から始まる研究もありますが,卒業研究や修論研究のすべてが,「夢」から始まるものでもありません.指導教員が指定するテーマだと,なおさらかもしれません.
一応のものを作ったけれど,うまくアピールできない,プレゼンファイルを作ったけれど,どうもしっくりこない…というときに,先生なり先輩なり同輩なり後輩なりに見て聞いてもらうと,展望に関するアドバイスが得られるかもしれません.
「なるほど.それは,○○に使えそうだね」,「自分の関わっている○○の分野でも,似た問題があるんですが」*1といった返答で.
そういう情報を返してくれる人が,夢の代弁者なのです.

*1:「てことは,俺の成果が○○の分野にも使えるのでは?」と持っていくのが,ポジティブシンキング,あるいは「夢を広げる」ということです.あいにく,その時点の成果では,99%,既存の分野に持って行っても負けるのですが.