わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

親と自分,自分と子

寝て目が覚めて…思い出した.はてなブックマーク - 昨日、子供が生まれた。 - 琥珀色の戯言で,生まれたらトラックバックすると表明していたのでした.

僕は子供の顔をみながら、正直、ちょっとだけ嫉妬した。
お前はたぶん、僕が見ることのできない「未来」を体験することができて、「お父さんにもこれを見せてやりたかったなあ」なんて、いつか言うのだろうな、って。
そして、いままで「自分が死ぬくらいまで、世界が平和であってほしい」と願っていた「平和希望期間」を、30年ほど延長することにした。

2008-10-30

これを読んで,茶々 天涯の貴妃という映画を思い出しました.日本公開が昨年12月22日とのことで,昨年末か,今年になってから,妻と観に行ったのですが,どうやらここの日記では書いてなさそうです.
終盤の大坂城落城に入る直前に,秀吉が宴席上でむちゃくちゃに振る舞ってから,しみじみと,「落ち着いたら,畑仕事をしたい」とこぼし,字幕で秀吉の死を伝えるところで,自分の父のことを思い出し,涙しました.
そして今年のいつだったか,予定日が分かり,周囲から有形無形のサポートを得ながら毎日を過ごしていたとき,気づきました.我が子が生まれたときの自分の年齢が,自分が生まれたときの父親の年齢に一致することに.
我が親と自分,あるいは自分と我が子(の育ち方)を比較するのは良くないと分かっていつつも,これからの自分の目標は,この子が成人式を迎えるまで,たえず,支え見守り,叱り叱られ,共に成長していくこととしたいと思います.自分の成長は当然,精神的なほうだけで,身長は伸びそうにないし,これ以上体重が増えるのもよろしくありませんが.
着飾るほうは,妻(ママだ!)に任せましょう.
大人になって酒を酌み交わすことは,もしかしたらないかな.ただ,18歳になってすぐ,車の免許を取ると息巻いて,実際,高校卒業までに取得しそうな気がします.
そんな娘が運転席に,私が助手席に腰掛け,ああだこうだと指示を出すときに,改めて,親と自分,自分と子の関係を確認したいと思います.
関連:

*1:意気地無しなので脚注に書きますが,昨日出たビジネスジャンプに掲載の「傷だらけの仁清」は,衝撃の展開でした.

*2:本文内容は,本日のエントリと無関係ですが,「娘」を用いている最初のものなのです.このころには,女の子とわかっていました.