わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

帰路3題

書いてみようと検討したものがうまく形にならなかったので,一昨日のこぼれ話を書きます.いずれも,車内の夫婦の会話です.

塾の跡

  「回り道ではないが,ちょっと道草するぞ」
「なにそれ」
  「いや,ここを左折して…ちょっと行ったら…俺が生徒として6年,講師として8年,いさせてもろた塾があるんやが」
「へえ」
  「へえって言いたいんはこっちや! こらびっくり」
「どしたん」
  「塾の看板があらへん」
「!?」
  「ちゅか,建物もなくなって,更地になってら!」
「…あれまあ」
  「店じまい,したんかなあ」

塾名はここに書きませんが,帰宅して検索してみると,塾名は見つかって,住所も記憶しているところと変わりがなかったのですが,Google Mapsで出てくる位置がめちゃくちゃです.

豆乳

「夕食,おいしかったねえ.ごはん,少けないから,おかわりしよかと思ったけど,あれだけおかずの種類が多かったら,お腹ふくれてきた」
  「まあなあ.けど,最後のコーヒーが来る直前に,牛乳か豆乳かっちゅう選択には面食らったなあ」
「あなた,それやったら豆乳を試してみたらよかったのに」

たこ焼き

  「この子,お好み焼き半分ぺろりってなあ」
「すごいねえ.んでその残り,もろたんやけど,あなた食べる?」
  「いやいや…あ,そういえば」
「なによお」
  「朝はたこ焼き食わせてたなあ」
「せやね」
  「この子,タコ食えるんか??」
「えっとねえ,お母さんが言うてたのは,タコやなくってタイの身を入れてたって」
  「ほなタイ焼きやなあ」
「なわけないやん」
  「それはそれとして…結局のところ,たこ焼き器に,たこ焼きの生地と,タイの身を,おそらくは焼いてから,ほぐしたのを入れて,丸く焼いたっちゅうこっちゃな」
「そう」
  「でもって食わすときには一口大にお箸で切り分けて」
「そうそう」
  「えらい手ぇ込んでるなあ…」

お好み焼きにせよ,タコの代わりにタイを入れたたい焼きにせよ,ソースや青のりは乗っていませんでしたので念のため.