わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

スライド番号は右下に

それでは,研究内容から,発表の仕方に視点を移して,より良くするためのアドバイスをしていきたいと思います.
途中,自分で気がついていましたが,右側の表示が欠けていましたね.
それは,画面の解像度による不具合だったわけです.
たぶんこうだったのでしょう.ノートPCをですね,プロジェクタに接続したときに,ノートPCの画面サイズ,たとえば1366x768がそのまま残ったのでしょう.でもプロジェクタは,1024x768だったりします.だもんで,右の300ドットほど,全体の約4分の1が表示されなかった,というわけです.
対策はいくつか思いつきます.自分の授業では,休止状態のままで,プロジェクタに接続し,それから電源を入れるようにしています.ただこれは,自分しか機器を使わないからできる話ですが.
ゼミ発表や,学会発表では,「起動待ち」は時間の無駄とみなされますので,起動している状態で,プロジェクタ接続というのが,基本になります.
そこでまた別の対策が求められるのですが…手っ取り早いのは,「スライド番号」かな.スライドの右下に置くのです.表紙にも,「1」の番号を振ります.
スライドのデザインによっては,左下に番号が来るものもありますが,それでは,表示の欠けを教えてくれないわけで,デザインが気に入ったとしても,スライド番号のところだけ,右下に移動させましょう.
プレゼンというのは,始めると,後戻りがしにくくなる,一直線状のパフォーマンスです.スタートするまでに,可能な限り,配慮するよう心がけてください.

なにこれ

金曜日に研究室のゼミで学生が発表したときに,実際に起こった不具合と,こちらから言ったアドバイスです.
とはいえ,それだけなら,エントリにしようかしないでおこうか,半々くらいの気持ちでした.
今,東京に来ています.日曜月曜と,情報知識学会の年次大会です.日曜のどなたかの発表でも,同じ状況になっていたのを見まして,書き残しておこうと決意した次第です.
上ではあえて記しませんでしたが,表示がおかしいときの対応方法についても,できるようになっておきたいものです.
私のノートPCの場合,接続の切り替えはFn+F3,解像度の変更はデスクトップを右クリックして「画面の解像度」を選びます.

追記

自分が発表するにあたり,事前に動作確認をして知ったのですが,接続したときに,ノートPCの画面の解像度は,1024x768に変わったものの,それでも,スライドショーで表示させると,右が欠けました.
解像度を800x600にすることで,全体が表示されました.
あらかじめ設定しておけば,自分の番(セッション2番目でした)になり,接続したときは,800x600になってくれました.

(最終更新日時:Tue May 22 06:29:17 2012ごろ)