はてブの数を見る限り,盛り上がっています.
ひと晩たって,関連エントリーを見てみますと,
実際は、これプラス合意が必要だろう。打ち合わせのメモというのは議事録的な性格を帯びていることが多いし。
何のためにメモを取るのかというか、僕のメモテク
で,ぼんやりと私の思っていたことが,代弁されていました.
私が関わる範囲で,メモをとってもらうのは,主に次の状況です.
- 学生が私の部屋に来て*1,重要事項を記録する.
- 研究ミーティングで4年生が,議事録作成のためにメモをする.
とくに前者において,WIKI以前にPCが使えません.手で書いてもらっています.そのうち,ケータイまたはスマホ(名称も,変わっているのでしょうが)で打ち込む学生が出てくるのかもしれませんが,まだいないですね.
気にしておきたいのは,これら2つの状況で,「合意」の取り方が,違ってくる点です.
来訪して書いてもらうときは,その場で確認します*2.復唱してもらうこともありますし,首を伸ばして,書いたのを見せてもらうこともあります.
研究ミーティングのほうは,議事録を送ってもらって,「OK」または「ちょっと修正してほしい」の返事をします.
学生が来るまで,またミーティングの最中,こちらは何もしなくていい,学生任せでいい…わけはありませんね.いつ来るか分かっていれば,それまでに何を伝えるか,準備をします.裏紙か大きめの付箋に,書いておくこともあります.突然来た場合には,話しながら,メモをとってくれる学生との共同作業として,重要事項を共有していきます.5W2H (5W1H)も,あまり重視しません.
研究ミーティングのほうは,少々手の込んだ話だと,2回同じことを言ったり,「とりあえず議事録にしてください.おかしかったら,そこで直しましょう」と指示したりします.それと別に,こちらから発案をして,学生に聞いてもらうタイプのミーティングをすることがあります.年に数回ですが,そのときは私が記録をとり,議事録にして,学生に読んでもらいます.
上の2つはいずれも,「教員(私)がメモの内容を確認する」ことを前提としていましたが,そういう人がいない状況では,どうでしょうか?
そういったときも…メモはきちんと電子化しながら整理し,話してくれた人に確認メールを送るのがいいでしょう.メールの本文は,相手の名前・敬称と,「先ほどはありがとうございました」または「先ほどはお手数をおかけしました」から始めます.
こういった情報発信が,誤解を減らし,コミュニケーションを良好に保つことにつながります.
(最終更新日時:Tue Aug 7 05:54:19 2012ごろ)