わさっきhb

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基盤を提供する

先週の「メジャー紹介講義」で,自分の担当箇所のスライドを作成し,講義室にて話したのと別に,2つの物品を提供しました.
1つは,PowerPointファイルを入れた「ノートPC」です.
D-SubとHDMIのどちらでも接続できます.
ただ木曜授業で,無線LANをオンにしていたのは失敗でした.ある先生が気持ちよくしゃべってらっしゃる途中に,無線認証の画面が出てきて,水を差してしまいました.
もう1つは「解答用紙」です.
初回授業の前に,学部全体でメジャー紹介講義を取りまとめる先生より,学生証を機械にかざして出席をとるだけでなく,理解度テストを入れて学生に答案を提出してもらってくださいという指示メールの転送を読んだとき,大いに驚きました.
1年生はいわばお客さんです.提供するのは,後期で5科目中2科目を選ぶ演習,そして2年のメジャー選択のための紹介科目です.そんな中で,理解度テストはおかしいだろうと.
答案提出の方法は,メジャー内で議論して決めてよいともありました.
マークシート式にするかといった意見も出た中,やや長めのメールを書いて,次のような提案をしました.
授業終了時に,その回の話の中で,最も関心を持った箇所とその理由を書いてもらいます.
解答用紙は自分が用意します.*1
授業後に学生番号で並べ替えて読めば,学生証と別の出席確認ができるほか,答案から,各学生から見た我々のメジャーへの関心を知ることができます.
キーワードの多寡や解答内容に応じて,来年度以降の授業改善を図ることも期待できます.
などなど.
この提案が大筋で認められまして,ResponseSheet*2をこの科目用にアレンジして,人数分の作成を依頼し,各回の授業担当者が,講義室へ持って行きました.
結果として期待どおりのレスポンスが得られました.
各回で時間をかけて話してもらった内容には,多くの「票」が集まった一方で,教員名や,ちょいネタを挙げたものもありました.
1週間たちましたが,振り返ると…
授業そのものは,教員は全員どこかの回に参加して何かしゃべるという実施形態をとったこともあり,達成感を得ることができました.
いわば我々の授業の「基盤」として提供した,ノートPCと答案用紙(そして解答方法)については,達成感よりも,想定するとおりに進んでほっとした,というのが正直なところです.


1年生にとって,木金5限の「メジャー紹介講義」は,今週から新たな2つのメジャーの話を聴くことになります.
昨日は,大学全体で月曜授業日でしたので,今日からとなります.
入学してから,システム工学部における自分の専門を決めるやり方は,学生も教職員も初めての経験です.皆が幸せになれますように.

*1:各学生のルーズリーフまたはレポート用紙に書かせるのは,採用しませんでした.1つは用紙を持参する指示が,期間的に困難だったこと,もう1つは昨年度まで担当していたオムニバス科目で,そういった提出をさせていて,大きさや学生番号・氏名の書かかれた位置の異なる答案を,整理するのに手間を要した経験からです.

*2:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20110803/1312315191