わさっきhb

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保育園で,元気がなくて様子がおかしいとき

子どもはみんな問題児。

子どもはみんな問題児。

著者と言えば,『ぐりとぐら』.保母をしながら作ったことが,ブックカバーや文中に書かれています.
保育士視点ではそうなるのかと思ったのが,「ナンバーワンは、お母さん」(pp.41-44)のところです.「ナンバーワンはお母さんです。ナンバーツーがお父さん、スリーがおじいちゃんとおばあちゃんで、保育者なんてナンバーフォー以下だったでしょう」(p.42)とも.
おしまいのところも,保育士ならではです(p.44).

最後にもうひとつ。元気がなくて様子がおかしいとき、私はそっと「お母さんに会いたい?」と聞いていました。
もし涙をためて「うん」とうなずいたら要注意。まず熱があるか調べます。
首を横にふれば大丈夫。ひとやすみすれば元気回復して遊びにいっちゃう。
「お母さん」は子どもの心身の健康のバロメーターでもあるのです。

父親からすると,短時間,ママと離れた状況で,子がぐずりだし,「ママに会いたいんか?」と尋ねて「うん」が帰ってきたら,「ほなママのとこへ行こうか」と言いたくなります.
しかし保育をする側は,そう簡単に,おうちの人を呼ぶわけにいきません.
そこで体温チェック.熱があれば,迎えに来てもらう正当な理由となりますし,そうでなかったとしても,子どもにとって体の異変があったとき,真っ先に思い浮かぶのが(どこで風邪をもらったんや/変なものを食べたっけ/ゆうべ夜ふかししたのがあかんかったんかなあ,ではなく)お母さんとなるのも,ナンバーワンだからでしょうか.


我が子はというと,ときどき保育所へ送り迎えするときの状況のほか,先日の団七踊りでお姉ちゃんに可愛がってもらっていたことを思い返すと,ゆっくりながら順調に,親離れをしているように思っています.
それでもときどき「ママ〜」と泣きつくのも,可愛いものです.
ただ,外出先で,飲食物に(例えばパパが自販機で1本,購入したら)「ほしい」「ほしい」と群がるのは,何とかしないといけないのですが.