わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

田植え終了

 昨日の朝は,階下からの声に,急いでブログの記事を仕上げ,朝食をとってから,作業着に着替えました.
 田植えです.この日にしようと,籾撒きをした日から,決めていました.曇りなのは幸いでした.
 地下足袋を履いたものの,田植え機を操縦し,ときには田んぼに足を入れたのは,(妻の;以下略)父でした.
 こちらは田の外の担当です.育苗箱から苗を取り出して内側に丸め,田植機に差し入れる父に手渡ししました.4条(4列)植えることができ,一つの列には箱2つ分の苗をセットできます.
 ほぼ長方形で田植えもしやすい田んぼから,三角形ででこぼこもあり田植えのしにくい田んぼへ移動した直後のことです.父が田植え機を田んぼに入れてから止め,こちらは苗をせっせと運びました.4往復し,ひと息ついて,さてまた機械に頑張ってもらいますか,と思ったら…
 田植機の後方,苗をセットするところの2列分が,がら空きです.一つずつ4列に,差したというのはこちらの思い込みで,父はあと4つ分を入れ,苗をフルにして,植えようという算段だったのでした.
 大あわてで育苗箱を運び,これまでと同じように両方の端を取って,丸めようとしても,なぜかうまくいきません.心棒が入っているように感じました.よく見ると,棒ではなく,黒くて平たいプラスチックの板でした.
 「あ~,そこにあったか」は,父の声です.ともあれ抜いて,苗だけ渡し,残りもセットして,機械は進んでいきました.
 休憩時に聞いたところ,プラスチックの板は,育苗箱の土の整地用でした.籾より前,底土を敷いた直後に,この板を使って均し,余分な土を取り除くのに使います.土を敷いたのは,父・母・妻と自分の4人で行う籾撒きの前日でして(なので自分は不参加),その作業中,板どこへやったんやと,少しトラブルになったとのことでした.
 空の育苗箱は軽く水洗いして汚れを落とし,均すための板も忘れずに持ち帰りました.