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授業で使うTeamsのチャネルは,書いた内容が他の人にも読まれる媒体

 次に気になったのが,質疑応答用のMicorsoft Teamsの準備です.
 決定までには紆余曲折がありましたが,方向も固まり,今日の夕方にチームを作成して,TAと受講学生を登録し,「授業前のお知らせ」を発信しました.

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 「授業前のお知らせ」は,次のとおりです.

授業日ごとに「第1回(5月7日)」といった名前でチャネルを設置します.資料の内容や演習課題で分からないところがあれば質問してください.教員・ティーチングアシスタント(TA)が返信します.個人情報や課題の答えを載せてしまうなど,不適切な投稿内容については,教員の権限で削除することがあります.またメンションは使用しないでください.
このチームに所属するユーザは,クラスの半分と,TAが1名,そしてチーム所有者である担当教員です.失敗もあるでしょうから,ここでの投稿内容は成績に入れません.「書いた内容が他の人にも読まれる媒体」を使って,適切なやりとりができる技能を身につけ,他の科目などでも活用してください.
なお,「一般」のチャネルは,担当教員だけがメッセージを投稿できるようにしています.

 補足です.

  • Teamsは機能が豊富で,ビデオ会議も,ファイル提出も,できますが,担当授業では,チャネルを通じた,メッセージ(文字)のやりとりから始めてみることにします.「いいね!」をはじめとするリアクションの付与は,授業初回からやってみよう(教員・TAが率先して行うのがいい)かなと思っています.学生が,うまく行かないときにスクリーンショットを添付するのも,そのうち発生しそうです.
  • 「クラスの半分と,TAが1名」について,1クラスにTAが2名います.昨年度までは,その2名が教室内を巡回して,質問対応をしてくれました.今回,「適切なやりとりができる技能を身につけ」てもらうためには,クラス全員を1つのチームにすると,多いように見え,学生が質問(会話)を発する機会が少なくなるのではないかと感じ,クラスを分割しました.同じクラスの別々のチームで,同じ質問が発生したときに,それぞれに同じ回答をする,というコストは,教員が払うことになります.
  • 「またメンションは使用しないでください.」を書いたのは,記入欄に(何も打ち込んでいなければ)「新しい会話を開始します。@ を入力して,誰かにメンションしてください。」と表示されており,メンションを送るのが当たり前となってはいけないためです.
  • 大学1年生にとっては授業初日ということもあり,教員側で当たり前と思っている略語には,気を遣っています.教員間や,研究室の学生に対しては,「TA」だけで分かってくれても,1年生向けなので「ティーチングアシスタント(TA)」と書きました.別の文書では,「Microsoft Teams(以下Teams)」と書き,それ以降はTeamsだけにしています.

 実施したのは「授業前のお知らせ」の投稿が先,受講学生を登録があとだったのですが,それでも学生はお知らせを読めるんだっけ,と思いながら,寝て起きたところ,Teamsのアプリに通知が入っていました.学生が,「いいね!」を付けてくれていました.