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学年末の三者面談

 少し前の話です.妻が,子どもたちの三者面談に立ち会いました.
 成績面での良かったところ,改善が望まれるところのあと,妻から聞いたのは,すえの子の状況です.
 学業もそれ以外のことでも,まったく問題はありません.クラスの友達が,すえの子をよく頼り,すえの子から先生に「お願い」をして,問題解決に至ることも,よくあるそうです.
 その上で,担任の先生からの要望は,学年が上がったら「学級委員」になって,クラスのために行動してほしいというのです.
 この要望(三者面談なので本人もその場で聞いています)について,本人と直接,話したわけではありませんが,家庭での行動を観察する限り,クラスの牽引役となることは,望んでいないように見えます.
 自分のことしか見えない,というわけではありません.例えばPCに向かって文章を書いている当方に,電気機器を持ってきて,電池の取り替えを頼むときには,直接言わないにしても,その機器は自分以外の人も使うものです.
 すえの子として育ってきたので,トップに立つのが億劫,というわけでもなさそうです.
 父親の評定として,すえの子の問題発見・解決の能力は,同じクラスの子どもたちや,同学年だったときの自分を,おそらく遥かに超えています.
 問題発見・解決を行うにあたり,自分の視点や持っているモノ・コトがあれば十分であり,家庭またはクラスで「てっぺん」にいなくてもよい,というわけです.
 とはいえこの状況はいくらでも変わり得ます.学年が上がって人間関係が変化し,そうした中で,学校のために活動するとなったときには,話に耳を傾けてやらないと,と思っています.