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授業中,静かに課題に取り組んでいた学生へ

授業中,よく会話をしていた学生のみなさん:
 教室内で,授業の内容に関する会話をするのはかまいませんが,授業や課題と関係ないことで,しゃべるのは,慎みましょう.
 例えば,「教室を出てからのことを話す」「友達が完成するのを待つ間に雑談をする」というのは良くありません.

授業中,静かに課題に取り組んでいた学生のみなさん:
 これまで,プログラミングの演習科目・課題を一人で黙々と実施してきた人にとって,本日の教室内は非常に騒がしいと感じたのではないかと思います.
 この科目では,授業の内容に関するやりとりであれば,会話を奨励します(声があまりにも大きいときは注意しますが).
 一人でやってきた人も,この授業を通じて,質問し合える人を見つけられるといいのですが,そうでない場合にでも,他の学生のやり取りから,自分の取り組み方や作成中の答案が正しいかどうかを判断したり,もっと効率的な方法を見つけたりするのに,活用してください.

なにこれ

 昨日,学部3年向けプログラミング演習科目の第1回でした.
 「遠隔」ではなく教室実施となったのは4年ぶりです.課題は昨年度のものを多少変更して,提示しましたが,計算機室でない講義室で,どのように進めるのがよいのか,また学生はスムーズに取り組めるのか,気がかりでした.
 最初に10分ほど説明し,Moodleの資料や課題文を読んで取り組んでくださいと言ったあと,すぐに,ある男子学生が課題内容について発言を始めたのには,内心びっくりしました.
 しかしそれは,教員への質問ではありませんでした.独り言にしては声が大きく,また周囲の友人と会話をする(しばしば,課題実施における極めて小さな要素に対するアドバイスとなっていました.)ことが多かったことから,その学生はこれまで,「遠隔」の演習科目でも,声に出しながら課題に取り組む癖がついていたと判断しました.
 2コマ連続の授業の残り20分くらいで,「授業中,よく会話をしていた学生」と「授業中,静かに課題に取り組んでいた学生」向けに,メッセージを作成し,スクリーンに表示させました.
 新型コロナの影響で「遠隔」になる前の年度まで,学部2年後期のプログラミング演習科目では,mode.htmlというファイルを自作し活用していました.ブラウザで表示させると,上部では,「学び合い」「ペアワーク」「自力解決」「教員の話を聴く」のいずれかを選び,色を替えて見せられるようにしていました.下部にはテキストエリアを設け,そこにメッセージを書きます.ブラウザを終了させたり,ページを再読み込みしたりすると,テキストエリアの内容は消滅するので,頻繁に,テキストエディタにコピーしていました.
 このファイルを思い出してサーバからコピーし,科目用にいくらかアレンジして使用しました.「授業中,よく会話をしていた学生のみなさん:」「授業中,静かに課題に取り組んでいた学生のみなさん:」という行は提示しなかったものの,それ以外の文章は,おおむね,スクリーンに表示させた内容でした.

わんもあ

 夕食時に,一人ずつ今日の出来事を話すモードになり,「すぐに,ある男子学生が課題内容について発言を始めた」ことを言うと,さきの子とあとの子がびっくりしていました.中学では授業中にそんなことをすると,すぐに先生に制止され叱られるのです.